ラウル・デュフィ展 Raoul Dufy 🎼🎽 テキスタイルと音楽

 

 

 

野獣派の画家・ラウル・デュフィ展をパナソニック汐留美術館で見てきました。

 

À l’exposition Raoul Dufy, j’ai pu regarder des peintures sur la musique. Et je pouvais voir beaucoup plus beaux textiles.

 

At the Raoul Dufy exhibition, I was able to watch paintings about music. And I could see many more beautiful textiles.

 



 

 

 

デュフィといえば、ヴァイオリンやピアノの鍵盤、楽譜やオーケストラ、モーツァルト像などの音楽を描いた絵画が有名ですが、今回の展覧会はなんとデュフィがデザインしたテキスタイルが多く展示されていました。

まぁーそれがなかなか洒落ているというか、色彩感覚がまず稀有な感じです。

デュフィが「色彩の魔術師」と言われるだけありますね。

金銀糸の入った綿などかなり高級な布を使っても、デュフィのチャーミングなデザインによって重くなりすぎない印象です。

貝殻と海の馬のデザインなど、現代のサンリオみたいなセンスです。

布地用版木やテキスタイルデザインのスケッチなと、デュフィが地道にデザインしていた軌跡がわかります。

もちろん、絵画もいくつかありました。

デュフィはフランス北西部の港町ルアーブル出身なので、鮮やかな海と共に描かれた風景画が多いです。

その代表である「ニースの窓辺」、音楽をテーマに描かれた「黄色いコンソール」、「赤いヴァイオリン」、「モーツァルトに捧ぐ」(Tribute to Mozart)がありましたが、なんといっても「オーケストラ」があったのに驚きました。

この絵は小学生の時から好きだったので、本物を観られて感動しました。

ひとつひとつの線が単純なタッチなのに物凄い躍動感がある絵です。

オーケストラを描いた名画ってこれの他に思いつかないんですけど間違いなくこれがトップですね。

「黄色いコンソール」にしても、実物はネットの画面を通して見るようなツヤツヤと鮮やかすぎる感じはしません。

後半の方はドレスなどのテキスタイル作品ばかりになるのですが、その間に象などの動物をモチーフにした下絵や原画があり、フランス語で詩が書いてありました。

花と昆虫をテーマにしたテキスタイルはとても人気があるようで、買いたい、玄関に飾りたいなどと言っている人がたくさんいました。

ラストはユニークなうろこモチーフのドレスでしめくくりました。

どこか民族調のテイストがあり、鮮やかで、印象的なドレスばかりでした。

ゆったりしたドレスも多かったですが、マネキンのせいかかなり細身の人向けだな~と思ってしまうドレスもありましたけどね。

デザインを学んでいる人は絶対に観るべきだなと思いました。

ちなみに今回の展覧会にはなかったのですが「モーツァルトへ捧ぐ」(Hommage à Mozart)というブルー基調でピアノのある部屋を描いた作品があります。

モデルになった部屋っぽい写真が展示してありましたが。

その絵に描かれている楽譜は「4手のためのシンフォニー(ピアノソナタ)」(Argerich and Kissin piano 4 hands – Mozart Sonata KV 521 (part 1/2))という曲だそうです。

 

 

絵画と音楽の融合ってのもいいもんですね~💞