ブルーノート・レコード ジャズを超えて🎷 💿BLUE NOTE RECORDS – BEYOND THE NOTE

 

 

ブルーノートをご存じですか?

南青山にブルーノート東京というジャズクラブがあるのは有名です。

 

“BLUE NOTE RECORDS – BEYOND THE NOTE”, il s’agit d’un documentaire qui enregistre tout, de la création de Blue Note au présent.
C’est un film qui peut comprendre le fond du jazz de New York au monde entier.

 

“BLUE NOTE RECORDS – BEYOND THE NOTE”,it is a documentary that records everything from the founding of Blue Note to the present.
It is a movie that can understand the background of jazz from New York to the whole world.

 



 

「ブルーノート」(blue note)の意味は辞書によると、「アメリカ黒人音楽の旋律にあらわれる音階的な特徴で、3度・5度・7度の音が半音下がるもの。また、その下がった音。」とあります。

また「ブルーノート・スケール」(blue note scale)という、ジャズやブルース等で使われる音階は、19世紀に白人の奴隷としてアフリカから連れてこられた黒人が歌った西洋音階の「ドレミ」が、ヨーロッパにはないような物憂げで物悲しい音に聴こえたので、「憂鬱」を意味する“ブルー”からブルーノートというようになったそうです。

 

ブルーノートスケールの音階

 

「ブルース」は「ブルー」に由来する言葉だったんですね。

上記の通りアメリカに於いてブルーには憂鬱という意味合いがありますけど、そもそもそれも黒人奴隷が由来なんですよね。

空がブルーに晴れると黒人奴隷は労働しなくてはならない(雨が降れば休み)ので憂鬱になった、という所から来ているようです。

晴れの日が憂鬱だなんて普通の感覚とは違いますね。

とても複雑な悲しさを含んだ表現だと思います。

 

そんなブルーという言葉を使ったブルーノート・レコードというレコードレーベルが、1939年に立ち上げられました。

立ち上げたのはドイツからアメリカに移住してきたアルフレッド・ライオン(Alfred Lion)とフランシス・ウルフ(Francis Wolff)です。

その革新的レーベルの真実に迫った映画ブルーノート・ジャズを超えて』(BLUE NOTE RECORDS – BEYOND THE NOTE)をBunkamuraで観てきました。

 

好評だったので延長上映され、まだまだ全国上映するようです。

ジャズに詳しくない身としてはなかなか難解な部分も多かったのですが、大のジャズファンである二人が妥協することなくアーティストをサポートしていく様子が非常に細かく記録されていました。

この創立者の一人アルフレッド・ライオンは白人ですが、プロデュースやサポートする側には白人が多く関わり、ジャズの演奏家はほとんどが黒人というのが対比的で印象的でした。

現在のブルーノートを代表するロバート・グラスパー(Robert Glasper)達のレコーディングセッションに、ジャズの第一人者として知られるピアニストのハービー・ハンコック(Herbie Hancock)とサックス奏者のウェイン・ショーター(Wayne Shorter)が現れます。

私の知っているアーティストも出ました。

マイルス・デイヴィス(Miles Dewey Davis III)は有名ですが、アート・ブレイキー(Art Blakey)の名盤「バードランドの夜vol.1」(A Night at Birdland Vol. 1)のイントロダクション、司会者ピーウィー・マーケット(Pee-Wee Marquette)による紹介などの音源が出ました。

 

 

ピーウィー・マーケットって声が高いから女性だと思い込んでいましたよ。

 

そしてあのノラ・ジョーンズ(Norah Jones)をブルーノートに招き入れた経緯なども記録されていました。

ノラ・ジョーンズってジャズ歌手だったんですね。

 

 

ブルーノート・レコードは最初はブギウギピアノのEP二枚からスタートしましたが、1940年にシドニー・ベシェ(Sidney Bechet)のサマータイム(Summertime)という曲がヒットしました。

 

 

サマータイムは、ジョージ・ガーシュイン(George Gershwin)が1935年にオペラ『ポーギーとベス』(Porgy and Bess)のために作曲したアリアとして有名です。

1936年にビリー・ホリデイ(Billie Holiday)がカバーしてから今に至るまで2600件以上カバーされているということです。

そういえばジャズとか音楽調べてると「サマータイム」って言葉よく見ますね。

日本のサマータイムは勤務時間のことですけど。

ロック界ではジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)によるカバーが有名だそうです。

ジョージ・ガーシュインは、『ラプソディ・イン・ブルー』(Rhapsody in Blue)という曲が最も有名じゃないかな、と思いますが、これにもブルーという単語が入っています。

やはり「ジャズの語法によるラプソディ(狂詩曲)」という意味らしく、ブルーは黒人音楽から派生したジャズ全般を意味するということがここからもわかります。

 

 

そんなジャズの象徴として世界最長の歴史を誇るレーベルであるブルーノートのドキュメンタリー映画。

ジャズに馴染みがなくても音楽好きなら一度は観てみると、新たな刺激や発見があると思います。

※ちなみにニューヨークと東京にあるジャズクラブのブルーノートとこのレーベルは関係ないということです。🍸🎹🎷

 


 

 

ブルーノート・レコード ジャズを超えて                BLUE NOTE RECORDS: BEYOND THE NOTES

2018年 スイス・アメリカ・イギリス 85分

監督 ソフィー・フーバー