ミッドサマー Midsommar 燦々と輝く狂気

 

 

ミッドサマー(Midsommar)を観ました。

 

コロナ自粛明けて三回目の映画館ですが、もう映画館の大音量に対する免疫が完全に復活したことを確信しました。

 

Midsommar” est un film qui vous entraîne dans les vues grotesques qui se déroulent sous le ciel bleu vibrant.

 

Midsommar” is a movie that draws you into the grotesque sights that unfold under the vibrant blue sky.

 



 

この映画、グロいと評判だったのですが、まず上映時間がグロいです(笑)

ディレクターズカット版だったので3時間くらいでした。

 

 

夜観たので終わるのがちょっと遅くなりすぎないか心配になりながら観ました。

映画館に人が少ないわりに密閉感を感じたのでまずその雰囲気から怖かったのですが、映画が始まってからすぐ、効果音、カメラワークに独特の気味の悪さを感じました。

スウェーデン語の歌に合わせて今にも何か不吉なことが起こりそうな不穏な雰囲気がエクソシストのオープニングに似ている印象も受けました。

 

アメリカのカップルが北欧の友人に誘われてスウェーデンに飛ぶのですが、山に囲まれた大草原に到着し、ドラッグを吸い、グロッキーになっていくあたりから見ているだけで不安になるようなシーンがどんどん続いていきます。

北欧の白夜って怖いです。

夜の9時半になっても午前中のような太陽の光が注いでいます。

そしてその状態でいつのまにか日付をまたいで朝が来てしまうのです。

この映画が公開されたのは日本では今年の2月くらいなのですが、夏至というのはだいたい6月の20日あたりになるみたいです。

だから、ちょうど今の季節ということになります。

ポスターを見た時点で、なんか尋常じゃない異様さを放っていました。

白いレースに花飾りで西洋的な怖さというか・・・まぁ日本でもパナウェーブとかいう白装束のカルトがありましたけど、怪しい宗教系のサイコホラーなんだろうなと思いました。

とにかく導入部分の描写がひたすら怖くて、今にも何かヤバいシーンが出てくるのではないかとほんとにドキドキしたのですが、肝心?のグロシーンに突入した途端、ちょっとフェイクっぽい映画に見えてきました。

まぁ、あんまりリアルにやったら上映できませんからね。

この映画はホラー、スリラー、スプラッターに分類されるのでしょうが、ある意味凄く「現実」を意識させる映画だと思いました。

なんともいえない臨場感があり、異常な光景がさも目の前で繰り広げられているような感じなんです。

 

多次元宇宙(パラレルワールド)という論説があるじゃないですか。

宇宙の彼方にもうひとつ地球があって、もうひとりの自分が存在しているという説です。

私は映画館にいると、そのもうひとつの世界に来ているような気分になるのです。

映画館で映画を観ていると、映画の世界が実際に目の前で起きているような気分になります。

自分の感覚や感情が完全に映画の中の物になってしまうので、普段過ごしているリアルな世界、リアルな生活、自分の人生が逆に副次的な次元の世界に思えてしまうのです。

本来は映画の世界の方がフィクションであり副次的な存在のですが、映画館に居ると逆転します。

今回のミッドサマーを観ている時、その感覚を強く感じました。

自分がダニーになって草原の集落を体験しているような気分になります。

撮り方がさも現実に起こっているような、明晰夢を見ているような演出なのです。

劇中でも夢だったというシーンが何度かありますが、夢なのか現実なのかわからない怖いシーンが淡々と映し出されていきます。

通常、ホラーやスプラッターというと、日の当たらないダークな場所や湿っぽい雰囲気の場所を舞台にしていることが多いと思うのですが、こんな真昼の燦々とした太陽の下で繰り広げられる異様なストーリーというだけでも普通のホラーとは一線を画しています。

始終映し出される太陽の燦々とした光に狂気を感じます。

グロいシーンがやたらと話題になっていますが、グロいスプラッター要素を入れなくても充分怖かったのでは?と思います。

白い衣装を着た女の子達がスパイラルダンスをしたり、全裸の女性たちが並んで奇妙な歌を歌ったり、他にもエログロ要素がいっぱいあって一言で言うと薄気味悪い、気持ち悪い内容なんですけど、幽霊の怖さじゃなくて、人間の怖さをものすごく描いている作品といえます。

そういった面でも「現実」を意識させる映画といえます。

鬱の人が観るとキツい映画だという評判が出回っていますが、たしかに明るく美しい場所で展開する超エグい話という点でその通りかもしれませんね。

鬱の人はアッパーなものに弱くダウナーでダークなものを観ると安心するようなところがありますから、入り混じっている映画を観ると混乱する怖れがあります。

主人公ダニーの精神疾患による妄想のストーリーなのかな?とも捉えられます。

私も日光過敏症みたいなところが若干あり、白い色が反射しているのを見ると少しクラッとくるので視覚的に疲れました。

あの白い衣装がとても可愛く美しいと評判なだけにそのギャップに引きそうです。

とくに若い女性はああいうデザインがとっても好きな人が多いので、内容に対する評価がより複雑になると思いますし、観終わってからも女性としてはいつまでも気になり続けるところのある映画だと思います。

全体的に女性が強調されている映画なのです。

こんなカルト教団、実在しそうですが、それ以上にあのような宗教的な異常性をここまでリアルに体現した監督の凄さに圧倒されます。

 

音楽は、オープニングで流れるスウェーデン語で歌っている民謡のような歌が印象的で綺麗だと評判のようですが、個人的にすごく怖く聞こえました。

民謡とかって土着の歌って部外者が聴くと怖いところがありますよね。

言語も、普段聞き慣れてる言葉じゃないから何言ってるのかわからないし。

よく知られている日本の民謡にもそんな不気味な印象を与えるものがあるのかもしれません。

 

エンディングで流れるのは、アメリカのポピュラーシンガー、フランキー・ヴァリ(Frankie Valli)The Sun Ain’t Gonna Shine (Anymore)です。

 

 

太陽はもう輝かないという邦題になるのですが、うーん、意味深ですねぇ。

まるで映画の内容を示唆しているような・・・

 

観終わってからもなぜだかずーっと気になってしまう映画です。

もう一度観てみたいなぁと思うのですがその理由がわかりません。

ラスト、その後、もっと凄いことが起きたのかなぁとか考えてしまいます。

そんな、後を引きずる、青空の下で展開される前代未聞なホラーを観て損はないと思います。

 


 

 

ミッドサマー   MIDSOMMAR

2019年 アメリカ・スウェーデン 148分(劇場公開版) 171分(ディレクターズカット版)

監督 アリ・アスター

キャスト

フローレンス・ピュー(ダニー)、ジャック・レイナー(クリスチャン)、ウィル・ポールター(マーク)、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー(ジョシュ)、ヴィルヘルム・ブロムグレン(ペレ)、アーチー・マデクウィ(サイモン)、エローラ・トーチア(コニー)、イザベル・グリル(マヤ)、ビョルン・アンドレセン(ダン)

内容(あらすじ)

精神疾患を抱えた大学生のダニーは、同じく精神疾患だった妹が両親を道連れに自殺してしまったPTSDに苦しみ続け、恋人のクリスチャンはそれを重荷に感じながらも別れを切り出せずにいた。

翌年の夏、文化人類学を専攻するクリスチャンは友人マーク、ジョシュそしてスウェーデンからの留学生ペレと共に90年に一度しか開催されないという夏至祭の開かれるスウェーデンのホルガ村に行くことにするが仕方なくダニーも誘うことにする。

森に囲まれた草原、色とりどりの花、白い服を着て歌い踊る親切な住人達にダニーらは魅了されるのだが・・・

 

ジョン・F・ドノヴァンの死と生 Bitter Sweet Symphony

 

 

コロナ自粛が開けて二番目に観に行ったのは『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(The Death & Life of John F. Donovan)です。

 

“THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN”impressionne avec“Bitter Sweet Symphony”de The Verve.

 

“THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN”impresses with “Bitter Sweet Symphony”by The Verve.

 



 

4月頃、一度チケットを買いかけたのですがやっぱりやめたとなった映画です。

その後一斉に映画館が営業自粛したんだっけな。

私がこの映画を絶対観たいと思っていたわけは、映画館で観た予告編でザ・ヴァーヴ (The Verve)ビター・スウィート・シンフォニー(Bitter Sweet Symphony)が大音量で流れたからです。

実は私、ブリットポップ好きなのに数年前までこの曲を知らなかったんです。

YouTubeで映画『リブ・フォーエバー』の予告編を観ていて、突然カッコいいストリングスが流れたので調べたらこの曲でした。

ブリットポップを代表するような超有名な曲のようですね。

それなのにヴァーヴすら知らなかった自分はまるでにわか者!

そんなヴァーヴの有名曲がいつどのように劇中に流れるのが期待して観た映画です。

 

グザヴィエ・ドラン(Xavier Dolan)て、よく名前を聞く監督です。

監督と俳優を兼ねているから色んなところで見かけますね。

本人が同性愛者ということもあり、女性になりたい男性を描いた『わたしはロランス』などを監督しています。

名前がなんとなくフランス人ぽいなと思っていたのですがフランス系カナダ人なのですね。

 

この映画は、シングルマザーに育てられている少年が、テレビで夢中になっているアメリカの俳優に手紙を書き、やり取りをしていくという内容です。

少年はやがて俳優となるのですが、ジョンは数奇な人生を辿ります。

ストーリーだけ見ると単純なんですけど、ちょっと個人的にわかりにくい話だったなと思います。

ジョンのモデルが誰なのだろう、絶対にモデルがいるだろうと始めから思っていたのですが、特に具体的な話は出ていないのでフィクションですね。

リバー・フェニックスとかヒース・レジャーをオマージュしていると言われていますが、監督ドランが子供の頃レオナルド・ディカプリオに憧れファンレターを書いた経験をもとに撮られた映画だそうです。

とても美しいストーリーだと思うのですが、いまひとつインパクトに欠けるので鑑賞後、何も残らなかったです。

実話だったらもっと盛り上がったかなと思いますけどね。

 

しかし、エンディングにビター・スイート・シンフォニーが流れたときは、来た!上手い!と思いました。

 

 

この曲はオアシスのリアムが非常に気に入っていた曲だということです。

イントロの明け方のような爽やかさとは違い、歌詞はまさしくイギリスの下層階級・貧困をテーマにしているなと思わせるほろ苦いハーモニーです。

ローリング・ストーンズの曲からメロディを拝借しているということで権利を巡ってトラブルが起きたりしているので色々事情のある曲みたいですね。

ブリットポップが好きでパルプとかブラーやらいってましたけど肝心なこのヴァーヴを知らず、そんな重要な存在を無視していた自分はバカ丸出しでしたね。

 

そしてもうひとつ、オープニングにアデル(Adele)ローリング・イン・ザ・ディープ(Rolling in the Deep)が流れることでも話題になっています。

 

 

音楽に関してはヴァーヴよりもこっちの方が断然話題みたいですね。

 

この映画、ブリットポップ好きにとってはエンディング曲を味わうだけでも価値があります!

 


 

 

ジョン・F・ドノヴァンの死と生

THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN

2018年 カナダ・イギリス 123分

監督 グザヴィエ・ドラン

キャスト

キット・ハリントン(ジョン・F・ドノヴァン)、ナタリー・ポートマン(サム・ターナー)、スーザン・サランドン(グレース・ドノヴァン)、キャシー・ベイツ(バーバラ・ハガーメーカー)、タンディ・ニュートン(オードリー・ニューハウス)

内容(あらすじ)

テレビシリーズで人気を博していた俳優のジョン・F・ドノヴァンが29歳の若さでこの世を去った。10年後、謎に包まれた死の真相が、当時11歳だった新進俳優ルパート・ターナーとの100通以上の手紙によって明らかにされるのだが・・・

 

ANNA/アナ エリック・セラと久々の映画館

 

 

2ヶ月ぶりに映画館で映画を観ました。

予告編の音がデカッ!

映画館ってこんなに音デカかったっけ?!

なんせ2月のジョジョラビット以来4ヶ月映画館に入ってないわけですからね。

今回観た映画館は浦和パルコにあるユナイテッドシネマ。

リュック・ベッソン(Luc Besson)監督『アナ』(ANNA)です。

浦和の映画館はまだ人がチラホラと少なく穴場です。

 

J’ai senti que le volume et l’impact de l’écran étaient très forts dans le film d’action que j’ai regardé au cinéma pour la première fois en 4 mois.

 

I felt that the volume and the impact of the screen were very strong in the action movie that I watched at the cinema for the first time in 4 months.

 



 

ロシアの市場で働いている女性が国際的ファッションモデルにスカウトされパリで活躍していますが、実は彼女は諜報活動や暗殺活動に勤しむKGBのスパイだったのです。

ファッションモデルとしての撮影の様子がすごく華やかで、ヒロインのアナを演じたサッシャ・ルス(Sasha Luss)は本物のロシアのモデルなので長身細身でスタイルが抜群、観ているだけでそのゴージャスさに圧倒されます。

もちろん他にもカッコいいモデルがたくさん登場します。

アナのアクションシーンはかなり激しくて、バンバン敵を撃ち殺していきます。

レストランでフォークでメッタ刺しなんてシーンもあり、ニキータみたいな血みどろの攻撃的な女性が繰り広げるベッソン節が帰ってきたという印象です。

見た目からは想像もつかない攻撃性ですね。

 

映画館のスクリーン一杯に車が走るシーンなどを数ヶ月ぶりに観ると、爆音や映像のリアルさ、身動きの取れないような密閉感をより感じてドキドキしてちょっと怖くなってしまいました。

数ヶ月離れただけでこんなに違和感を感じるものでしょうか。

日頃あんだけ映画館で映画を観ていたのにね。

しかし、映画の世界に入り込むとそれらも自然と気にならなくなっていきました。

 

この映画も時系列が少し前後しており、アナがパリでモデルをしているところから始まり、次に旧ソビエト連邦で恋人に暴力をふるわれながら暮らすシーンへと遡ります。

これがまたヒッドい男&暴力なんですわ。

旧ソ連ということで80年代後半が舞台のようですが、ちょっと無理があるかなぁ。

出てくるテレビやパソコンのモニターが古いところがそれっぽいかなとも思いますが、あまりその時代の雰囲気には見えません。

サッシャ・ルスをはじめとするモデル達のルックスが今風なのでそう思わせるのでしょうか。

80年代後半~1990年頃といえばファッション業界がスーパーモデルブームに突入した頃で、ナオミ・キャンベルやケイト・モスなど今でも有名なモデルがたくさん生まれた時代ですけど、わりとゴツい顔のモデルが人気でした。

シンディ・クロフォードなど、眉毛などもしっかりしている印象でしたね。

 

ハニートラップやら女性同士の恋愛やらでホントの恋愛感情なのか嘘なのかわからない白昼夢のような恋愛描写とひたすら激しい銃撃戦で突き進んで行くのですが、全体の印象としてはスタイリッシュなアクション映画という感じでした。

ベッソンの作品はボブの女性が多いイメージですけど、やはりアナの髪型が最初のブロンドロングからボブのカツラになったりと七変化します。

変装系の映画です。

 

サントラはベッソンの映画ではおなじみのエリック・セラ(Éric Serra)が担当しています。

エリック・セラの音楽は叙情的な面もあり激しい面もあり、ちょっと電子音楽が入ったようなテイストで聴く人が聴けば、あ、ベッソンのフランス映画だとわかるような曲調です。

 

 

タクシーシリーズほどのコメディ性はありませんが、ベッソンらしく全体に重苦しくないアクションなので、美しい女性のスタイリッシュな強さを楽しみたい方におすすめです。👠💄

 


 

 

アナ   ANNA

2019年 フランス・アメリカ 119分

監督 リュック・ベッソン

キャスト

サッシャ・ルス(アナ)、ルーク・エヴァンス(アレクセイ・チェンコフ)、キリアン・マーフィ(レナード・ミラー)、ヘレン・ミレン(オルガ)

内容(あらすじ)

ソビエト連邦の諜報機関KGBで国家にとっての危険人物を抹殺する殺し屋として育成されたアナは、ファッションモデル、コールガールなどの複数の顔を使い分け、明晰な頭脳と卓越した身体能力で腕利きの暗殺者へと成長する。

ある時、アメリカのCIAの巧妙な罠にはめられたアナは、捜査官レナードから取引を迫られ、二重スパイとして活動していく。

 

アモーレス・ペロス 🐶🐺 Amores Perros 🇲🇽 メキシコのパルプ・フィクション

 

 

時系列めちゃくちゃ系の映画を探して沢山観ましたが、時系列に特徴のある映画自体はたくさんあるのですがその中で色んなタイプの時系列構成があると思いました。

 

“Amores Perros” est un film similaire à “Pulp Fiction”, un film mexicain unique avec beaucoup de chiens.

 

“Amores Perros” is a movie similar to “Pulp Fiction”, a unique Mexican movie with lots of dogs.

 



 

このアモーレスペロス(Amores Perros)は、オムニバスのような複数のストーリーが交互に進行する「パルプ・フィクション」のような構成の映画です。

ペアやカップルが中心になっているところもパルプ・フィクションと被ると思います。

ただそれ以上に目を惹くのは、メキシコシティの濃厚かつ野性的な、血の匂いのしそうな危なっかしさが映像からダイレクトに伝わってくるところです。

現在は禁止されているようですが闘犬のすさまじい迫力と、汗まみれ熱気まみれの空気感が人によってはちょっとグロテスクで汚いとすら感じそうですが、メキシコシティの情熱的な風情を抜群に捉えています。

それだけでもこの映画を観る価値があるといっても良いほどです。

 

メキシコは大変治安の悪い国として知られています。

アカプルコに行ったことがあるのですが、のんびりした地域で、この映画のメキシコシティのような殺伐とした雰囲気はなかったのでちょっと驚きました。

 

まず初っぱなに、メキシコの超絶イケメン俳優ガエル・ガルシア・ベルナル(Gael García Bernal)が主役の、兄嫁との不倫強奪ストーリーが展開されます。

キスシーンなど、そのアプローチの激しさに観てる方がひくほどです。

ガエル・ガルシア・ベルナルってたしかにすごい美形だと思います。

目鼻口が大きくてワイルドさもあり甘い雰囲気もあるラテン系の情熱的な顔立ちをしています。

しかし残念ながら?身長が低いんですね~明らかに。

170㎝もなさそう。

メキシコ人て平均身長低いんですよ。

でも昔から国内外ですごい貴公子扱いみたいなんです。

メキシコのキムタクみたいな感じなのかな。

とにかく濃い俳優だから動画より写真の方がよりカッコイイ印象ですね。

そんな、ガエル・ガルシア演じるオクタビオが、兄嫁のスサナを好きになってしまい、自分の犬を闘犬に仕立て上げ金を作り喜ばせようとしたり、挙げ句の果てに駆け落ちしようとします。

兄が強盗で生計を立てているというのがもう、めちゃくちゃな生活レベルを描いています。

スサナの実家も大変余裕のない生活をしています。

 

次のエピソード。

国民的スターであるモデルのヴァレリアは、不倫相手のダニエルにマンションを贈られ、愛犬と共に暮らし始めていましたが、オクタビオ達の引き起こした車の事故に巻き込まれてしまいます。

それを皮切りに、車椅子生活になった上にどういうわけか床板に穴が空いてしまい愛犬が入ってなかなか出てこなかったり、床板を剥がすのは修理代がなくて無理だわ、ダニエルとも険悪になるわで散々な状況になるのですが、それ以上に彼女のモデル人生にとって最悪の結果が待ち受けていました。

ここらへんの描き方が人間のエモーションをジワジワと刺激していくような感じで、撮り方も長ったらしいしどんどん不幸を呼び寄せて転落していくあたり、観てるこっちもあ~あ~…と思わずもどかしくなるのですが、その引き込み方が非常に上手いと思います。

脚が不自由な状態で愛犬を半狂乱になって探している最中に突然、不倫相手の奥さんから無言電話がかかってきたりなど…しかしそれは過去にヴァレリアがやってきたことそのまんまなのですが。

まぁ、何もかも上手く行くと思い有頂天になって不倫したりいい気になって人を傷つけるとこんな不幸が返ってくるんだぞという因果応報を描いた話なのでしょう。

それにしても高級マンションの床板が落ちるなんて欠陥住宅にしてもありえない。まるでドリフのコントか?と思いますが。

 

そして、ゴミ収集をして、ぼろ屋で複数の犬と共に暮らす殺し屋のエル・チーボが、その事故の一部始終を目撃していました。

彼は見た目はホームレスそのものなのですが、離れた所に住む娘を気に掛けながら暮らしています。

エル・チーボに監禁される兄弟が、パルプ・フィクションのトラボルタとサミュエル・L・ジャクソンとなんとも被って見えてしまって・・・

このように、まったく生息環境の違う、縁もゆかりもない三組の登場人物が絶妙に絡み合って同時進行していきます。

そんなにあっと驚くような展開があるわけではありませんが、人間の根源的な欲や業などの原始的なエモーションがテーマになっているように思えます。

そして観ている側のそれらを引き出して揺さぶっていくような演出に見えますね。

なので、一見イライラするところも多い映画なのですが見終わったあと、確実に何かが残る映画です。

暑苦しくて血なまぐさくて長ったらしいんだけど、ぜひ最後まで観てください。

犬嫌い&犬好きには薦めないという意見もありますが。

メキシコ・ラテンの強烈な色濃い個性が終始隠しきれていないところも、この映画の最大の魅力です。

 

アモーレス・ペロスのサントラは、ジャケにオクタビオ、ヴァレリア、エル・チーボの三人の顔写真がありますが、三人の人生を実によく捉えている表情といえます。

 

出展:https://www.amazon.co.jp/Amores-Perros-2000-Gustavo-Santaolalla/dp/B000051Y42

 

 

 

テーマ曲はコントロール・マチェーテ(Control Machete)

シ・セニョール (Sí Señor)

 

ナチャポップ(Nacha Pop)

ルチャ・デ・ギガンテス〈巨人の闘い〉(Lucha de gigantes)

 

メキシコ、ラテンの空気感満載のサントラです。

 

他に映画の中ではエル・チーボが旅の支度をするシーンで

ホリーズ(The Hollies)

ロング・クール・ウーマン〈喪服の女〉(Long Cool Woman In A Black Dress)

 

その他、DVDの特典コーナーの中では、キューバ系アメリカ人サルサ歌手の

セリア・クルース(Celia Cruz)

人生はカーニヴァル(La Vida Es Un Carnava)

が流れています。

 

 

アモーレス・ペロス。

時系列に関してはシンプルな方なのでわかりやすいですが、

1回観ただけでは面白さがわからないかもしれませんね。

何度も観てみると、独特の心理描写と独特の文化描写に監督の只者ではない才能が非常に発揮されていることがわかると思います。

とにかく、観れば観るほど独特の色を放つ映画です。

 


 

 

アモーレス・ペロス   AMORES PERROS

2000年 メキシコ 153分

監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

キャスト

エミリオ・エチェバリア(エル・チーボ)、ガエル・ガルシア・ベルナル(オクタビオ)、ゴヤ・トレド(ヴァレリア)、アルバロ・ゲレロ(ダニエル)、バネッサ・バウチェ(スサナ)、ホルヘ・サリナス(ルイス)、マルコ・ペレス(ラミロ)

内容(あらすじ)

メキシコシティ。ダウンタウンに住むオクタビオは、強盗で金を作る兄ラミロの妻スサナを愛してしまった。愛犬を闘犬に仕立て金を作ったオクタビオはスサナとの駆け落ちを試みる。スペインからやって来た人気モデルのヴァレリアは、仕事も順調で、不倫相手のダニエルと高級マンションで同居を始めようとする。ゴミ収集をしながら数匹の犬と暮らす殺し屋エル・チーボは、ターゲットを観察しながら昔別れた娘の様子を知るために部屋に侵入する。

 

00年代カルト映画⑨ ゴーストワールド Ghost World

 

 

ソーラ・バーチ(Thora Birch)という女優、太っていて顔も可愛くなくて…みたいな扱いをされてることも多かったのですが、私は彼女をスクリーンでまともに観たことがありませんでした。

たしかにムチムチした体型ですが顔は綺麗ですね。

そして何より、キャラクターが素敵です。

そんなソーラ・バーチと、今やハリウッドを代表する美人女優スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)が若い頃に友達同士を演じたのが、ダニエル・クロウズの漫画を映画化した『ゴーストワールド』(Ghost World)です。

 

“Ghost World” est un film décrivant un moratoire où la mode, la musique et l’intérieur sont tous kitsch et uniques.

 

“Ghost World” is a movie depicting a moratorium where fashion, music and interior are all kitsch and unique.

 



 

まず思ったのがファッションが良い。

特にソーラ・バーチのファッションがいちいちオシャレ、インテリアがキッチュでずっと観ていたくなる、音楽のチョイスが面白いということです。

そして、ジョークや台詞回しがなかなか滑稽です。

最初はあまり面白くない映画かと思ったのですが、ずっと観ているとシリアスな演技のところでもなんか笑っちゃう。

ジワジワくるような独特のものを持っています。

それになにより、ティーンから大人に脱出する年齢の灰汁が抜けきれない中途半端なもやもやした感覚を実に上手く捉えて描いています。

そこらへんの生ぬるいモラトリアム感がカルト映画的と言えるでしょう。

 

高校生の頃からちょっとひねくれていて二人だけの世界で常に行動している女子イーニッドとレベッカが、卒業し、通常ならば新しい次の世界に飛び込んでいくはずなのですが、着々と将来設計を進めていくレベッカに比べ、イーニッドはいつまでも大人になりきれずフラフラしているという状態が、リアリティと非日常っぽさを半々に織り交ぜた感じで描かれていきます。

高校を卒業したばかりということだったら18~19歳くらいになるのでしょうか。

まだティーン特有のひねくれた考え方や刹那的な楽しみ方が体から抜けていない時期なのだと思います。

スカヨハ演じるレベッカは普通の子で、就職に向けて淡々と突き進んでいくのですが、ソーラ・バーチ演じるイーニッドの方は外見からしてちょっと尖ったままで、平凡な人生を打ち壊したい欲望が滲み出ています。

イーニッドはレコード店に勤める歳の離れたシーモアに異様に執着するのですが、常に何か刺激を求めて10代のモラトリアムを延長させたいように見えます。

そんな空虚な自分探しの過程で流れる音楽は、この映画のイーニッドのファッションやインテリアと同じようにとても独特な魅力のある範囲の広い選曲になっています。

 

オープニングでいきなり軽快で洒落た音楽と映像が流れます。

それに合わせてイーニッドが踊り狂っているのですが、この歌はインドの歌手

モハメド・ラフィ(Mohammed Rafi)

“Jaan Pehechaan Ho”です。

映像は「Gumnaam」というインドの映画(ボリウッド)のワンシーンのようです。

 

アメリカのデルタブルースシンガー、

スキップ・ジェイムズ(Skip James)

「デヴィル・ガット・マイ・ウーマン」(Devil Got My Woman)

 

カリプソのピアニスト、

ライオネル・ベラスコ (Lionel Belasco)

「ミランダ」(Miranda)

 

イーニッドが髪の毛をグリーンに染めているシーンでは、70年代末に活躍したイギリスのパンクロックバンドである

バズコックス(Buzzcocks)

「ホワット・ドゥ・アイ・ゲット?」(What Do I Get)

 

 

グリーンの髪色が違和感なくはまるなんていいですね~。

ビリー・アイリッシュしかり。

 

 

米ソウルの名夫婦コンビ、

アシュフォード&シンプソン(Ashford & Simpson)

「ソリッド」(Solid-Special Club Mix)

 

イーニッドが部屋で静かに荷物整理をするときにさりげなくかけるのが、50~60年代に活躍していたアメリカのデュオ、

ペイシェンス&プルーデンス(Patience & Prudence )

「微笑とリボン」(A Smile And A Ribbon)

 

 

古き良き曲がちょこちょこと上手く使われていますね~。

 

 

「ゴーストワールド」のテーマ曲です。(Theme from ghost world )

 

一見、若者のダラダラモラトリアムを描いた退屈そうな映画に思えますが、何回も観たくなる映画です。

 


 

 

ゴーストワールド   GHOST WORLD

2001年 アメリカ 111分

監督 テリー・ツワイゴフ

キャスト

ソーラ・バーチ(イーニッド)、スカーレット・ヨハンソン(レベッカ)、スティーヴ・ブシェミ(シーモア)、ブラッド・レンフロ(ジョシュ)、イリアナ・ダグラス(ロベルタ)、ステイシー・トラヴィス(ダナ)、ボブ・バラバン(イーニッドの父)

 

内容(あらすじ)

アメリカの田舎町に住む、人並みであることを極端に嫌うイーニッドと親友レベッカは高校を卒業し、共同生活をする計画を立てるが、レベッカがコーヒーショップに就職した一方でイーニッドは進路すら決まらない。ある日二人はいたずらで新聞の出会い欄を通じてレコードコレクターの中年男シーモアを呼び出し、からかっては笑い転げるが、イーニッドは彼にシンパシーを感じ徐々に親しくなっていく。

 

00年代カルト映画⑧ ズーランダー ZOOLANDER

 

 

ベン・スティラー(Ben Stiller)っていう俳優、名前はよく聞きましたけど監督や脚本を担当することもあるとは知りませんでした。

『ズーランダー』(ZOOLANDER)は男性トップファッションモデルを主人公に、ファッション業界を舞台に繰り広げられるコメディーです。

 

“ZOOLANDER” est un film comique ironique sur l’industrie de la mode et les mannequins.

 

“ZOOLANDER” is a comically ironic movie about the fashion industry and models.

 



 

けっこうなんでもありのドタバタ系です。

特筆すべき(?)なのは初っ端からトランプ大統領が本人役でカメオ出演しているということです。

もう20年前の映画なのにトランプの見た目、全然変わっていませんね。

トランプ大統領は実は色んな映画に出演しているのですがこれもそのうちのひとつなのですね。

ベン・スティラーが、強力なライバルに座を奪われたのを皮切りに、次々とトラブルに見舞われるというトップモデルの役を演じています。

そして監督も担当しているんですね。

観た感じだと、ベン・スティラー本人の人生を投影している部分も大きいと思いました。

当時の奥さんも出演し、映画の中で結婚して子供をもうけるという設定や、リアルで繋がりのある有名人がたくさん出演するところなどです。

いきなりデヴィッド・ボウイが現れ、一瞬「Let’s Dance」が流れます。

ファッション業界って一見華やかに見えるけれど、その裏側はデザイナーやスタイリストなんかがネチネチとした曲者揃いで…って感じの状況をそのまんま描いているという感じです。

ゲイのデザイナーが「上手く採寸できないのは肉がついてるからよ!」とモデルの尻をつまんで罵倒したり、大変ですね。

そんなリアルなファッション業界の裏を描きながらも、ぶっ飛んだ設定と非日常的な演出でひたすら突き進んでいきます。

あまりにも演出が飛躍し過ぎちゃうので、途中からファッションモデル業界の話だということを忘れてしまいました。

まぁこの作品は、外見史上主義で中身空っぽのファッション業界やモデルのことをちょっと馬鹿にしている作風ということで有名みたいなので、そういう視点で見るとより笑えます。

ベン・スティラーの表情が実に豊かでかつ、差し迫ってくるオーラが凄いので飽きません。

口元の形と額のシワの作り方が秀逸です。

トップモデルとしてはちょっと老けてないか~?みたいな。

 

 

サントラは、80年代の曲を中心にバラエティに富んだ構成になっています。

 

モデル仲間に慰められてドライブするシーンでは

ワム!(Wham!)

「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」

(Wake Me Up Before You Go-Go)

 

 

ニッカ・コスタ(Nikka Costa)

「コール・ミー」(Call me)

 

 

ファッションショーでライバル同士対決して踊るシーンでは

マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)

「今夜はビート・イット」(Beat It)

 

 

ノー・ダウト(No Doubt )

「ラブ・トゥ・ラブ・ユー・ベイビー」(Love To Love You Baby)

 

 

デレクが自分探しするために実家の炭鉱に帰ったときに流れるのは

ザ・ウォールフラワーズ(The Wallflowers)

「アイ・スターテッド・ア・ジョーク」(I Started A Joke)

 

 

そこで兄弟達に会った時に流れているのは

「兄弟の誓い」(He Ain’t Heavy, He’s My Brother)

イギリスのバンド、ホリーズの曲をルーファス・ウェインライト(Rufus Wainwright)がカバーしています。

 

 

冒頭、デレクがインタビューを受けるシーンで流れるのは

90年代に活躍したイギリスの電子デュオ、

ワイズガイズ(The Wiseguys)

「スタート・ザ・コモーション」(Start the Commotion)

 

 

ファッション業界を皮肉ったハチャメチャな演出のゴージャスな映画ですが人気があったようで、2016年には、「ズーランダー2」も公開されています。

 


 

 

ズーランダー   ZOOLANDER

2001年 アメリカ 89分

監督 ベン・スティラー

キャスト

ベン・スティラー(デレク・ズーランダー)、オーウェン・ウィルソン(ハンセル)、クリスティン・テイラー(マチルダ)、ウィル・フェレル(ムガトゥ)、ミラ・ジョヴォヴィッチ(カティンカ)、ドナルド・トランプ、ナタリー・ポートマン、レニー・クラヴィッツ、デヴィッド・ボウイ、クラウディア・シファー、ヴィクトリア・ベッカム、ウィノナ・ライダー、パリス・ヒルトン、グウェン・ステファニー

 

内容(あらすじ)

超売れっ子ファッションモデルのデレク・ズーランダーは、年間最優秀モデル賞で3年連続トップの座を維持していたが、新人のハンセルに破れ、4年連続受賞の道を阻まれてしまう。落ち込んだデレクは引退を決意し、家族が働く炭鉱のある地元に戻ったが歓迎されず、再びファッション業界に身を置くこととなった。そんなデレクにNo.1デザイナーのムガトゥからオファーが来るが、実はムガトゥがデレクを雇ったのは某国の要人暗殺計画のためだった。

 

寝過ぎ・ゴロゴロしすぎによる腹筋痛・筋肉痛に🌟芍薬甘草湯

 

 

ここんとこコロナによる外出自粛が続いており、家の中で過ごさなくてはならない日が増えています。

家の中にいると、どうしても外で仕事をしている状態に比べ、姿勢を保てなくなってきます。

何かというとついベッドやソファーにゴロゴロと寝転がってしまうということが増えたのではないでしょうか。

私はこないだ、ベッドに寝た状態で徹夜でブログを書いていたのですが、次の日、日曜日にもかかわらず一日中身体のだるさと内臓の不快感がとれないという状態になりました。

そしてその日は早めに寝て週明けに治ったと思ったのですが、その翌日の火曜日仕事に行くと、全身、重苦しい痛みとだるさに一日中襲われました。

その次の日は朝から全身が筋肉痛に襲われ、徹夜してから4日も経っているのに休んでしまいました。(コロナの自粛もありますが)

そこでロキソニンを飲んで寝たのですが、一旦は良くなったのにもかかわらず、

それから一週間以上も、寝ている時の腹痛(腹筋の痛み)や腰痛、手足の痛みに苦しみました。

あまりにも痛みが続くのでひょっとしてなんか別の病気なんじゃないの?みたいな不安に襲われました。

どうやらベッドに寝っぱなしのための腰痛が腹筋痛につながってしまったようです。

トイレに行って力を入れる度、腹筋が痛むので辛かったです。

この腹筋痛と筋肉痛をなにか安全な方法で早く治す方法はないかと調べたら、漢方薬の芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)というものが効くということを知りました。

今まで市販の漢方を飲んだことは何回かあるのですが、狙った効果はいまいち出た感じはなかった記憶があります。

しかし!今回この芍薬甘草湯を飲んだら、早々に明確な効果が表れました。

漢方薬というのは食間の空腹時もしくは食前に飲むものが多いので、朝起きてすぐ、午前中、午後、寝る前などに飲んだのですが、飲んですぐに全身の筋肉が柔らかくなった感覚がわかりました。

肋骨の痛みも消えたので、数年前から梅雨時などに肋間神経痛や腹筋の違和感に悩まされることが多かったのですが、それらの症状も芍薬甘草湯の効果が期待できそうだなと思います。

 

 

芍薬甘草湯はとてもメジャーな漢方薬なので、どこのドラッグストアでも1200円程度で手に入ります。

クラシエの物が一番目立つ所に置いてあるので選びやすいです。

芍薬甘草湯は筋肉痛や神経痛、腰痛にかなり早く効く感じですので、下手したらロキソニンより効果が高いかもしれません。

ロキソニンを頻繁に飲み続けていると色々身体に負担がかかるのでなるべく飲まない方がいいですよね。

漢方薬なら身体に急激な負担がかからずいつのまにか症状が和らいでいるという効果が期待できます。

この芍薬甘草湯を飲むと、部屋の中でずっとゴロゴロしていても全身がだるくならず、軽くスッキリした感覚があるので、休み明けの不快感・疲労感を防ぐために土日や連休中に飲もうかと思っています。

 

 

ついでに、寝っぱなしの腹筋痛を緩和する運動としては、うつぶせ寝ストレッチが効果が高いです。

うつぶせになって両肘をついて腹筋を伸ばし、次に両手をついて腹筋を伸ばすという単純なストレッチです。

外に出て活動することで出る疲労感はよく眠ったりするために必要ですが、外にも出られず休んでばかりいると別の疲れが出てしまいます。

そこを改善することで、休みが続いても不調を感じずに過ごせると思います。

「体力」には上手く休息する力も含まれるということですね。🐧

 

本日の2曲  🌸春が来る前に🍃One more time, One more chance

 

コロナの影響をきっかけに、9月入学・新学期が検討され始めています。

もし実際にそうなると、音楽業界的に注目されるのは、卒業ソングや入学・始まりソングの内容が変わるということです。

その手の歌って思い浮かぶものだけでも相当な数になるのですが、中でも「卒業」とつく曲だけでも膨大になると思います。

邦楽の場合、卒業ソングも新生活ソングも季節的に「春」や「桜」が必ず入っている気がしますし、初夏や夏ではちょっとイメージがしにくいです。

個人的にイルカの「なごり雪」は、卒業や桜を扱った歌詞ではないのですが冬から春にかけての移り変わりを非常に感じる曲です。

 

今回取り上げたいのは、タイトルに「春」と入っているのですが、むしろ冬の終わりで、もうすぐ新しい春がくるという季節の歌です。

初春、2~3月くらいかな。

 

 

春が来る前にゴールデンボンバーの知る人ぞ知るB面的な曲で、いつもコミック調でふざけているバンドの違った一面が垣間見えるシリアスな歌ですが、ゴールデンボンバーの中でも名バラードと言われ非常に人気のある曲です。

もうすぐ新しい季節が来て接点が切れてしまうのに、(気が小さくて?)相手に想いを告げる勇気が出ないという歌詞ですが、そのやるせない切なさがなんともその甘酸っぱい季節感にマッチしているんです。

この歌の醍醐味は元来モテモテの人とかチャラい人にはなかなか理解しがたいかもしれません。

 

 

そんな切ない心理と季節の移り変わりを感じられる曲ですが、似てるというか共通点のある曲として、山崎まさよしの『One more time, One more chance』が思い浮かびました。

 

 

こちらは、春や卒業などとは全く関係がない歌なのですが、好きな相手に好きと言えなかった、面と向かって感謝できなかったという強い未練を感じさせるところが似ています。

実は山崎まさよしはこの歌詞を、上京してきた当時なかなか芽が出なくて焦燥していた自分自身に向けて書いたそうです。

歌詞の中の「君」というのは過去の自分のことなんですね。

それを知って私は山崎まさよしが天才だと思いました。

「願いがもしも叶うなら 今すぐ君の元へ 出来ないことはもうなにもない すべてかけて抱きしめて見せるよ」

なんて、なるほど・・・無敵な存在になった現在の余裕ある自分から過去の自分への絶大なる肯定感が感じられます。

それを知ると恋愛の歌じゃなくて自己肯定感の歌に聞こえますね。

 

『One more time, One more chance』は大変有名な曲で、山崎まさよしの代表曲でもありますし、静かな始まりからラストまで全身全霊で歌い上げる曲で非常に曲自体に重みを感じます。

なので、『春が来る前に』と比較することはあまりないかも知れませんが、どちらも同じような魅力を感じて何度も聴きたくなります。

特に『春が来る前に』は、冬の終わりや年度の終わりが近づくと無性に聴きたくなりますね。

 

冬~春にかけてというのは、ようやく寒さも開けるという明るいイメージがありますが、同時に別れと諦めの季節というイメージもあります。

『春が来る前に』は、そんな心理的なやり切れない気持ちを季節とマッチさせて歌にしたところがすごいです。

 

00年代カルト映画⑦ ぼくのエリ 200歳の少女 Let the Right One In

 

 

10年前に、ミニシアター系の映画館で妙にインパクトのあるタイトルのチラシやポスターを頻繁に見かけたことを思い出しました。

 

Le titre japonais du “Let the Right One In” ne correspond pas au contenu du film.

 

The Japanese title of “Let the Right One In” does not match the content of the movie.

 



 

内容はなんだかすっごく怖いと評判らしいのですが、タイトルはなんじゃそりゃあ?と言いたくなるようなギャップのあるものでした。

『ぼくのエリ 200歳の少女』

この邦題はカルト映画の中でも妙ちくりんな、バス男とはまた違った違和感を放っています。

邦題のせいなのかなんなのか当時あまり観る気が起きず、最近まで観たいとも思いませんでした。

スウェーデンのスティーヴン・キングといわれるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストによる2004年の小説『MORSE -モールス-』を、原作者自ら脚本家した作品です。

原題の意味は、“正しき者を招き入れよ”というようなニュアンスだそうです。

深いな~ 原題は。。。

 

エリという謎の女の子に少年オスカーが引き寄せられていく話なのですが、

ポスターの写真から、ずーっと、金髪の子がエリだと思い込んでいましたw

そしてどうやらこの邦題自体、映画の内容と違っているようです。

 

オスカーは学校でいじめに遭っている孤独な少年ですが、ある日自宅の隣にエリの親子が引っ越してきます。

エリと壁伝いにモールス信号を使ってあれこれ話をしながら自分を変えようとしますが、オスカーの家の周辺でグロテスクな殺人事件が相次ぎます。

そしてだんだんエリという存在が少女ではないことを知ってゆくのですが・・・

邦題はその内容を全く偽ったものですね。

あとこの映画の日本版では、エリが着替えているときにたまたまオスカーが見たエリの下半身にぼかしが入ることも問題視されています。

エリの下半身に傷があることが物語の重要な鍵なのでぼかしを入れるべきではないのですが、入っていることで別の意味になってしまっています。

 

オスカー役のカーレ・ ヘーデブラント(Kåre Hedebrant)は当時13歳ですが、とても北欧らしい容貌で、雪や氷、水の中にいるとその瞳、髪の色、白肌の透明感がより神秘的な印象を醸し出します。

エリ役のリーナ・レアンデション(Lina Leandersson)も同い年で、イランの血が入っていることもあり、黒髪でやや浅黒く中東系の顔立ちをしています。

二人とも中性的であり、見た目は対照的ながら、それがこの映画の癖のある映像とプロットを引き立てています。

真っ白な雪や森林や庭の緑、湖の氷、夜の空気、プールの水や血の濃厚さ・・・思わずうひゃー。。と思うシーンもありましたが、全体にハリウッド映画では出せないような独特の味があります。

オスカーやエリの家のインテリアや学校の内装にも目が行ってしまいます。

 

最大の問題は日本版なんでしょうね。

“ぼくの○○”なんて、なんだかオタクっぽい響きじゃないですか。

ぼくのマリーじゃないんだから。

エリって日本人にもいる名前だから余計そう感じる。

そして少女じゃないし。

200歳という言葉から、魔女とか老婆が出てくるのかなと思いましたが。

おまけに股間にぼかしを入れてしまって嫌らしい演出に見えてしまっています。

・・・ということで散々言われているように、日本版はとても損をしています。

 

この映画を2010年にハリウッドリメイクした『モールス』(Let Me In)は、ストーリーは全く同じなのですがスウェーデン版とは全く違った雰囲気に仕上がっており、ただダークなだけの映画という印象で、生々しさも低く、オスカー(オーウェン)役もカーレ・ ヘーデブラントのような中性的な透明感のないごく普通の少年で、クロエ・グレース・モレッツのエリ(アビー)もアイドルっぽくてミステリアスさが薄く、豹変するシーンの顔も作り物っぽいので本家本元の癖の強さには敵いません。

ぼくのエリがPG12でモールスがPG15のようですけど、逆の方が相応しく思えます。

やっぱり映画の怖さっていうのはアクションよりも雰囲気や演出で決まるのでしょうね。

 

サントラは、スウェーデンの映画評論家で作曲家のヨハン・セデルクヴィスト(Johan Söderqvist)が担当しています。

清らかなクラシック調の曲ですがドラマチックな感じもする、何より北欧の静謐さを味わえるようなサントラです。なんとなく白夜をイメージさせるような。

 

 

他に映画の中では、スウェーデンのバンド“ロクセット”のメンバーである

ペール・ゲッスル(Per Håkan Gessle)

「Kvar I Min Bil」(クヴァル・イ・ミンビル)

 

スウェーデンのシンガーソングライターでポップグループのABBAのメンバーである、アグネッタ・フォルツコグ(Agnetha Åse Fältskog)

“Försonade”

 

やはり、スウェーデンといえば?ABBAですね🇸🇪

しかし再生回数4.1億回って((((゜д゜;))))

 

ドイツ・ハンブルクのゴシックメタルバンド、

ロード・オブ・ザ・ロスト(Lord of the Lost)

“Cut Me Out”

 

ロシアのTimur Shafievによるトランス、

“Seductive Movement”

 

 

「モールス」の方のサントラは、『カールじいさんの空飛ぶ家』(Up)等数多くの映画音楽を作曲しているアメリカのマイケル・ジアッキーノ(Michael Giacchino)によるものですが、

 

オーウェンとアビーが雑貨屋に入るシーンではカルチャークラブ(Culture Club)がかかってました。

 

他にアメリカのロックバンド、

ブルー・オイスター・カルト(Blue Öyster Cult)

「バーニング・フォー・ユー」(Burnin’ For You)

 

C’prime“Field Trip”

 

などが流れています。

 

 

邦題と日本版とハリウッドリメイク版との話題が入り乱れましたが、スウェーデン版の“Let the Right One”は間違いなく強烈な個性を放つ北欧ホラーと言えます。

 


 

 

ぼくのエリ 200歳の少女

LAT DEN RATTE KOMMA IN/LET THE RIGHT ONE IN

2008年 スウェーデン 115分

監督 トーマス・アルフレッドソン

キャスト

カーレ・ヘーデブラント(オスカー)、リーナ・レアンデション(エリ)、ペール・ラグナル(ホーカン)、ペーテル・カールベリ(ラッケ)、イーカ・ノード(ヴィルギニア)、カーリン・ベリ(イヴォンヌ)

内容(あらすじ)

ストックホルムで母親と二人暮らしのオスカー12歳は、学校でいじめられており、常に孤独感を感じていた。ある晩彼は、隣の部屋に引っ越してきた少女エリに出会う。ちょうどその頃、近隣では人が逆さ吊りで喉を切り裂かれ、血を抜かれるという猟奇的な殺人事件が起きていた。

 

00年代カルト映画⑥ ハイ・フィデリティ High Fidelity

 

 

 

音楽映画にも色々ありますが、今回紹介するのは、世界初の中古盤屋を経営するアラサー男の物語『ハイ・フィデリティ』(High Fidelity)です。

2000年の映画で、1995年に出版されたニック・ホーンビーの小説が原作です。

原作はロンドンが舞台なのですが、映画はシカゴが舞台になっています。

ハイ・フィデリティの意味は、レコードプレーヤー・ステレオなどが原音を再生する際の高忠実度、ハイファイのことらしいです。高音質ってことかな。

ブロードウェイと日本でミュージカル化もされました。

 

“High Fidelity” est un film romantique écrit par un acteur  amateur de  musique.

 

“High Fidelity” is a romantic film written by a music lover actor.

 



 

作品について監督が「これは音楽映画であり音楽映画ではない。会話とキャラクターの映画だ。」と語っています。

まぁたしかに、舞台は中古盤屋ですけど、恋愛ロマンスストーリーであり、音楽そのものに焦点は当てられていないかなぁと思います。

 

とにかく主人公のロブがなんともグダグダとした中途半端な性格で、仕事にも満足せず、恋人ローラに対する嫉妬心もかなりのもので挙げ句に粘着質の根暗な行動に出たりとなんとも魅力のない人間に見えます。

過去の恋人たちを「別れのトップ5」にランク付けし、実際にその元カノたちを訪ねて自分のどこが悪かったのかなどを検証していきます。

このDVDの特典映像の中に未公開シーンがあり、「最低なことトップ5」や「夢の職業トップ5」などのシーンが入っているのですが、そういう、なんでもランキング付けをしたりする癖があるのはやはり音楽やレコードに異様に執着するマニアらしいと言えます。

そういったロブのマニアックな独自のこだわりが強調されながら話が進むところがカルト映画的かなと感じました。

 

しかし、音楽は60年代から現代も活躍するミュージシャンまで、中古盤屋らしい幅広くバランスの取れた選曲となっています。

あまり知られていないバンドもあれば、エルトン・ジョンやボブ・ディランなどの有名なソロの歌手の曲も登場します。

店で少年2人がレコードを万引きしたのですが、その商品内容が坂本龍一、ジグ・ジグ・スパトニック、ブレイクビーツ、セルジュ・ゲンズブールという滅茶苦茶なラインナップで、ロブが思わず「頼まれ物か?似合わないな」などと言うシーンもあります。

ロブが空想の中で相談する相手として、ブルース・スプリングスティーンがギターを弾きながらカメオ出演しています。

ブルース・スプリングスティーンってロック界のかなり大物なんですけど、日本ではなんとなく暑苦しい一発屋みたいなイメージが一時期ついちゃったみたいです。

 

店員役として「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラック(Jack Black)も出ていて非常にインパクトがあります。

そういえばスクール・オブ・ロックのポスター、頻繁に見かけたことあるなぁと思いますね。

もう一人の店員、ディック役のトッド・ルイーゾ(Todd Louiso)も地味男の存在感を出してかえって目立っています。

二人とも地味モサながらも個性的なオタクっぽい店員感を絶妙に出しています。

 

元カノの一人としてキャサリン・ゼタ=ジョーンズ(Catherine Zeta-Jones)が出演していますがさすがに美しくゴージャスで女性としては最も魅力のある演技をしています。

もちろんロブにはローラが一番似合っていますけどね。

ローラを演じているのはデンマークの女優、イーベン・ヤイレ(Iben Hjejle)です。

 

ロブを演じるジョン・キューザック(John Cusack)は、「マルコヴィッチの穴」、「セイ・エニシング」、「アドルフの画集」などの派手ではないが味のある作品を自ら選んで出演していることで有名で、この映画では製作・脚本・音楽監修を務めています。

だから彼のセンスが充溢している映画ともいえますね。

 

インタビューでも

「僕はロブのようなレコード収集家ではないが、脚本家の3人とも音楽で自伝をつづれる人間だ。」

と音楽が動力源となることを語っています。

 

「僕が16~17歳の頃好きだった曲は、25歳で一度パワーを失い、28歳で意味が変わってきた。」

「ぴったりはまる曲があると、痛みに高貴な重みが加わる。泥まみれになった時も、痛みを詩に昇華できれば苦しんだ甲斐がある。」

なるほど、音楽好きなら共感できる発言ですね。

 

「でもあるジャンルばかり聴いていると、“ディランの死の歌はうんざり、明るい曲を聴きたい”と思う。」

これもわかります。

音楽によって状況を救われたり逆に音楽から気分が転換されたりすることが伝わってきます。

 

監督も音楽の選択は基本的にジョンらに任せ、しかし最終的な決定は自らの裁量だと語っているので、全体に協力しあって進められたのだと思います。

 

ジョン・キューザックという俳優&映画プロデューサー&脚本家は、プライベートはほとんど明かされていないらしいのですが、2008年にストーカー被害に遭っているようです。

そのストーカーはその前にはトム・クルーズに付きまとっていたようです。

が、男性有名人の場合、交際相手などを公表せず私生活がミステリアスに見えたりする人が特にストーカーに狙われやすいような気がします。(個人の見解)

 

この『ハイ・フィデリティ』。

絶妙なチョイスのサントラには幅広いロックの曲が充実していますし、映画の中でも様々な曲が流れます。

 

60年代に成功を納めたアメリカのバンド

13thフロア・エレベーターズ(The 13th Floor Elevators)

“You’re Gonna Miss Me”

 

 

キンクス(The Kinks)

陽気にやろうぜ(Ev’rybody’s Gonna Be Happy)

 

 

80年代前半に活躍したニューウェイヴバンド、

バウ・ワウ・ワウ(Bow Wow Wow)

「アイ・ウォント・キャンディ」(I Want Candy)

は、2006年の映画「マリー・アントワネット」(Marie-Antoinette)でも使用されました。

 

この曲はロックンロールの生みの親、ボ・ティドリー(Bo Diddley)のテイストに似ていますね。

 

 

エルトン・ジョン(Elton John)

「クロコダイル・ロック」(Crocodile Rock)

ロケットマンでもタロン・エジャトンが歌ってました。

 

 

90年代のグラスゴー出身のバンド、

ベル・アンド・セバスチャン(Belle And Sebastian)

「シーモアスタイン」(Seymour stein)

85年にヒットしたイギリスの

カトリーナとザ・ウェーブズ(Katrina and the Waves)

「ウォーキング・オン・ サンシャイン」(Walking On Sunshine)

を、店の中でかけるのですが・・・

 

 

90年代から活動しているアメリカのソングライター、

リズ・フェア(Liz Phair)

「ベイビー・ガット・ゴーイング」(Baby Got Going)

 

 

ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)

「ザ・リバー」(The River)

は、グラミー賞 最優秀男性ロックボーカルパフォーマンスを受賞しました。

 

カメオ出演するのはこのシーン

 

 

英国のミュージシャン・音楽プロデューサー・DJ・ビジュアルアーティスト・俳優である、

ゴールディ(Goldie)ことクリフォード・ジョセフ・プライスMBE

“Hyena 1”

 

 

アメリカのシンガーソングライター・音楽プロデューサー、

バリー・ホワイト (Barry White)

「つのりゆく愛」( I’M GONNA LOVE YOU JUST A LITTLE MORE BABY)

 

 

60年代に全盛したアメリカのフォークロックバンド、

ラヴ(Love )

「オールウェイズ・シー・ユア・フェイス」(Always See Your Face)

 

 

こんなエレクトロニックな曲も。

ケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers )

「リーブ・ホーム」( Leave Home)

 

 

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)

「フー・ラブズ・ザ・サン」(Who Loves The Sun)

 

 

アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)

「ロック・ステディ」(Rock Steady)

 

 

北アイルランドのパンクロックバンド、

スティッフ・リトル・フィンガーズ(STIFF LITTLE FINGERS)

「サスペクト・ディヴァイス」(Suspect Device)

 

 

イギリスのザ・ベータ・バンド(The Beta Band)

「ドライ・ザ・レイン」(Dry the Rain)

 

 

そしていきなりお馴染みのクイーン(Queen)

「伝説のチャンピオン」(We Are the Champions)が登場したり。

 

 

ボブ・ディラン(Bob Dylan)

「今宵はきみと」(Tonight I’ll Be Staying Here with You)

 

「モスト・オブ・ザ・タイム」(Most of the time)

 

60~70年代のサイケデリックシーンで活躍したサンアントニオ出身のバンド、サー・ダグラス・クインテット(Sir Douglas Quintet )

「メンドシーノ」(Mendocino)

 

80年代から2000年代まで活躍し、2015年に活動再開したアメリカのオルタナティブバンド、

ロイアル・トラックス(Royal Trux)

「インサイド・ゲーム」(Inside Game)

 

アメリカのソウル/R&B歌手、

ジャッキー・ウィルソン(Jackie Wilson)

「アイ・ゲット・ザ・スウィーテスト・フィーリング」(I Get the Sweetest Feeling)

 

ラストに流れるのは

スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)

「アイ・ビリーヴ」(I Believe)です。

 

 

この映画、ジャック・ブラックがマーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)を歌うシーンがすごく評価されています。

歌も上手いんですね~

 

 


 

 

ハイ・フィデリティ   HIGH FIDELITY

2000年 アメリカ 113分

監督 スティーヴン・フリアーズ

キャスト

ジョン・キューザック(ロブ・ゴードン)、イーベン・ヤイレ(ローラ)、ジャック・ブラック(バリー)、トッド・ルイーゾ(ディック)、リサ・ボネット(マリー)、ジョーン・キューザック(リズ)、リリー・テイラー(サラ)

内容(あらすじ)

シカゴで小さな中古レコード店を経営する30代独身のロブは音楽に対するこだわりがあまりにも強すぎる。そのため、店もパッとせず、同棲中の恋人ローラとも中途半端な状態だが、ある日、ローラが突然家を出ていってしまう。