アモーレス・ペロス 🐶🐺 Amores Perros 🇲🇽 メキシコのパルプ・フィクション

 

 

時系列めちゃくちゃ系の映画を探して沢山観ましたが、時系列に特徴のある映画自体はたくさんあるのですがその中で色んなタイプの時系列構成があると思いました。

 

“Amores Perros” est un film similaire à “Pulp Fiction”, un film mexicain unique avec beaucoup de chiens.

 

“Amores Perros” is a movie similar to “Pulp Fiction”, a unique Mexican movie with lots of dogs.

 



 

このアモーレスペロス(Amores Perros)は、オムニバスのような複数のストーリーが交互に進行する「パルプ・フィクション」のような構成の映画です。

ペアやカップルが中心になっているところもパルプ・フィクションと被ると思います。

ただそれ以上に目を惹くのは、メキシコシティの濃厚かつ野性的な、血の匂いのしそうな危なっかしさが映像からダイレクトに伝わってくるところです。

現在は禁止されているようですが闘犬のすさまじい迫力と、汗まみれ熱気まみれの空気感が人によってはちょっとグロテスクで汚いとすら感じそうですが、メキシコシティの情熱的な風情を抜群に捉えています。

それだけでもこの映画を観る価値があるといっても良いほどです。

 

メキシコは大変治安の悪い国として知られています。

アカプルコに行ったことがあるのですが、のんびりした地域で、この映画のメキシコシティのような殺伐とした雰囲気はなかったのでちょっと驚きました。

 

まず初っぱなに、メキシコの超絶イケメン俳優ガエル・ガルシア・ベルナル(Gael García Bernal)が主役の、兄嫁との不倫強奪ストーリーが展開されます。

キスシーンなど、そのアプローチの激しさに観てる方がひくほどです。

ガエル・ガルシア・ベルナルってたしかにすごい美形だと思います。

目鼻口が大きくてワイルドさもあり甘い雰囲気もあるラテン系の情熱的な顔立ちをしています。

しかし残念ながら?身長が低いんですね~明らかに。

170㎝もなさそう。

メキシコ人て平均身長低いんですよ。

でも昔から国内外ですごい貴公子扱いみたいなんです。

メキシコのキムタクみたいな感じなのかな。

とにかく濃い俳優だから動画より写真の方がよりカッコイイ印象ですね。

そんな、ガエル・ガルシア演じるオクタビオが、兄嫁のスサナを好きになってしまい、自分の犬を闘犬に仕立て上げ金を作り喜ばせようとしたり、挙げ句の果てに駆け落ちしようとします。

兄が強盗で生計を立てているというのがもう、めちゃくちゃな生活レベルを描いています。

スサナの実家も大変余裕のない生活をしています。

 

次のエピソード。

国民的スターであるモデルのヴァレリアは、不倫相手のダニエルにマンションを贈られ、愛犬と共に暮らし始めていましたが、オクタビオ達の引き起こした車の事故に巻き込まれてしまいます。

それを皮切りに、車椅子生活になった上にどういうわけか床板に穴が空いてしまい愛犬が入ってなかなか出てこなかったり、床板を剥がすのは修理代がなくて無理だわ、ダニエルとも険悪になるわで散々な状況になるのですが、それ以上に彼女のモデル人生にとって最悪の結果が待ち受けていました。

ここらへんの描き方が人間のエモーションをジワジワと刺激していくような感じで、撮り方も長ったらしいしどんどん不幸を呼び寄せて転落していくあたり、観てるこっちもあ~あ~…と思わずもどかしくなるのですが、その引き込み方が非常に上手いと思います。

脚が不自由な状態で愛犬を半狂乱になって探している最中に突然、不倫相手の奥さんから無言電話がかかってきたりなど…しかしそれは過去にヴァレリアがやってきたことそのまんまなのですが。

まぁ、何もかも上手く行くと思い有頂天になって不倫したりいい気になって人を傷つけるとこんな不幸が返ってくるんだぞという因果応報を描いた話なのでしょう。

それにしても高級マンションの床板が落ちるなんて欠陥住宅にしてもありえない。まるでドリフのコントか?と思いますが。

 

そして、ゴミ収集をして、ぼろ屋で複数の犬と共に暮らす殺し屋のエル・チーボが、その事故の一部始終を目撃していました。

彼は見た目はホームレスそのものなのですが、離れた所に住む娘を気に掛けながら暮らしています。

エル・チーボに監禁される兄弟が、パルプ・フィクションのトラボルタとサミュエル・L・ジャクソンとなんとも被って見えてしまって・・・

このように、まったく生息環境の違う、縁もゆかりもない三組の登場人物が絶妙に絡み合って同時進行していきます。

そんなにあっと驚くような展開があるわけではありませんが、人間の根源的な欲や業などの原始的なエモーションがテーマになっているように思えます。

そして観ている側のそれらを引き出して揺さぶっていくような演出に見えますね。

なので、一見イライラするところも多い映画なのですが見終わったあと、確実に何かが残る映画です。

暑苦しくて血なまぐさくて長ったらしいんだけど、ぜひ最後まで観てください。

犬嫌い&犬好きには薦めないという意見もありますが。

メキシコ・ラテンの強烈な色濃い個性が終始隠しきれていないところも、この映画の最大の魅力です。

 

アモーレス・ペロスのサントラは、ジャケにオクタビオ、ヴァレリア、エル・チーボの三人の顔写真がありますが、三人の人生を実によく捉えている表情といえます。

 

出展:https://www.amazon.co.jp/Amores-Perros-2000-Gustavo-Santaolalla/dp/B000051Y42

 

 

 

テーマ曲はコントロール・マチェーテ(Control Machete)

シ・セニョール (Sí Señor)

 

ナチャポップ(Nacha Pop)

ルチャ・デ・ギガンテス〈巨人の闘い〉(Lucha de gigantes)

 

メキシコ、ラテンの空気感満載のサントラです。

 

他に映画の中ではエル・チーボが旅の支度をするシーンで

ホリーズ(The Hollies)

ロング・クール・ウーマン〈喪服の女〉(Long Cool Woman In A Black Dress)

 

その他、DVDの特典コーナーの中では、キューバ系アメリカ人サルサ歌手の

セリア・クルース(Celia Cruz)

人生はカーニヴァル(La Vida Es Un Carnava)

が流れています。

 

 

アモーレス・ペロス。

時系列に関してはシンプルな方なのでわかりやすいですが、

1回観ただけでは面白さがわからないかもしれませんね。

何度も観てみると、独特の心理描写と独特の文化描写に監督の只者ではない才能が非常に発揮されていることがわかると思います。

とにかく、観れば観るほど独特の色を放つ映画です。

 


 

 

アモーレス・ペロス   AMORES PERROS

2000年 メキシコ 153分

監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

キャスト

エミリオ・エチェバリア(エル・チーボ)、ガエル・ガルシア・ベルナル(オクタビオ)、ゴヤ・トレド(ヴァレリア)、アルバロ・ゲレロ(ダニエル)、バネッサ・バウチェ(スサナ)、ホルヘ・サリナス(ルイス)、マルコ・ペレス(ラミロ)

内容(あらすじ)

メキシコシティ。ダウンタウンに住むオクタビオは、強盗で金を作る兄ラミロの妻スサナを愛してしまった。愛犬を闘犬に仕立て金を作ったオクタビオはスサナとの駆け落ちを試みる。スペインからやって来た人気モデルのヴァレリアは、仕事も順調で、不倫相手のダニエルと高級マンションで同居を始めようとする。ゴミ収集をしながら数匹の犬と暮らす殺し屋エル・チーボは、ターゲットを観察しながら昔別れた娘の様子を知るために部屋に侵入する。

 

00年代カルト映画⑨ ゴーストワールド Ghost World

 

 

ソーラ・バーチ(Thora Birch)という女優、太っていて顔も可愛くなくて…みたいな扱いをされてることも多かったのですが、私は彼女をスクリーンでまともに観たことがありませんでした。

たしかにムチムチした体型ですが顔は綺麗ですね。

そして何より、キャラクターが素敵です。

そんなソーラ・バーチと、今やハリウッドを代表する美人女優スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)が若い頃に友達同士を演じたのが、ダニエル・クロウズの漫画を映画化した『ゴーストワールド』(Ghost World)です。

 

“Ghost World” est un film décrivant un moratoire où la mode, la musique et l’intérieur sont tous kitsch et uniques.

 

“Ghost World” is a movie depicting a moratorium where fashion, music and interior are all kitsch and unique.

 



 

まず思ったのがファッションが良い。

特にソーラ・バーチのファッションがいちいちオシャレ、インテリアがキッチュでずっと観ていたくなる、音楽のチョイスが面白いということです。

そして、ジョークや台詞回しがなかなか滑稽です。

最初はあまり面白くない映画かと思ったのですが、ずっと観ているとシリアスな演技のところでもなんか笑っちゃう。

ジワジワくるような独特のものを持っています。

それになにより、ティーンから大人に脱出する年齢の灰汁が抜けきれない中途半端なもやもやした感覚を実に上手く捉えて描いています。

そこらへんの生ぬるいモラトリアム感がカルト映画的と言えるでしょう。

 

高校生の頃からちょっとひねくれていて二人だけの世界で常に行動している女子イーニッドとレベッカが、卒業し、通常ならば新しい次の世界に飛び込んでいくはずなのですが、着々と将来設計を進めていくレベッカに比べ、イーニッドはいつまでも大人になりきれずフラフラしているという状態が、リアリティと非日常っぽさを半々に織り交ぜた感じで描かれていきます。

高校を卒業したばかりということだったら18~19歳くらいになるのでしょうか。

まだティーン特有のひねくれた考え方や刹那的な楽しみ方が体から抜けていない時期なのだと思います。

スカヨハ演じるレベッカは普通の子で、就職に向けて淡々と突き進んでいくのですが、ソーラ・バーチ演じるイーニッドの方は外見からしてちょっと尖ったままで、平凡な人生を打ち壊したい欲望が滲み出ています。

イーニッドはレコード店に勤める歳の離れたシーモアに異様に執着するのですが、常に何か刺激を求めて10代のモラトリアムを延長させたいように見えます。

そんな空虚な自分探しの過程で流れる音楽は、この映画のイーニッドのファッションやインテリアと同じようにとても独特な魅力のある範囲の広い選曲になっています。

 

オープニングでいきなり軽快で洒落た音楽と映像が流れます。

それに合わせてイーニッドが踊り狂っているのですが、この歌はインドの歌手

モハメド・ラフィ(Mohammed Rafi)

“Jaan Pehechaan Ho”です。

映像は「Gumnaam」というインドの映画(ボリウッド)のワンシーンのようです。

 

アメリカのデルタブルースシンガー、

スキップ・ジェイムズ(Skip James)

「デヴィル・ガット・マイ・ウーマン」(Devil Got My Woman)

 

カリプソのピアニスト、

ライオネル・ベラスコ (Lionel Belasco)

「ミランダ」(Miranda)

 

イーニッドが髪の毛をグリーンに染めているシーンでは、70年代末に活躍したイギリスのパンクロックバンドである

バズコックス(Buzzcocks)

「ホワット・ドゥ・アイ・ゲット?」(What Do I Get)

 

 

グリーンの髪色が違和感なくはまるなんていいですね~。

ビリー・アイリッシュしかり。

 

 

米ソウルの名夫婦コンビ、

アシュフォード&シンプソン(Ashford & Simpson)

「ソリッド」(Solid-Special Club Mix)

 

イーニッドが部屋で静かに荷物整理をするときにさりげなくかけるのが、50~60年代に活躍していたアメリカのデュオ、

ペイシェンス&プルーデンス(Patience & Prudence )

「微笑とリボン」(A Smile And A Ribbon)

 

 

古き良き曲がちょこちょこと上手く使われていますね~。

 

 

「ゴーストワールド」のテーマ曲です。(Theme from ghost world )

 

一見、若者のダラダラモラトリアムを描いた退屈そうな映画に思えますが、何回も観たくなる映画です。

 


 

 

ゴーストワールド   GHOST WORLD

2001年 アメリカ 111分

監督 テリー・ツワイゴフ

キャスト

ソーラ・バーチ(イーニッド)、スカーレット・ヨハンソン(レベッカ)、スティーヴ・ブシェミ(シーモア)、ブラッド・レンフロ(ジョシュ)、イリアナ・ダグラス(ロベルタ)、ステイシー・トラヴィス(ダナ)、ボブ・バラバン(イーニッドの父)

 

内容(あらすじ)

アメリカの田舎町に住む、人並みであることを極端に嫌うイーニッドと親友レベッカは高校を卒業し、共同生活をする計画を立てるが、レベッカがコーヒーショップに就職した一方でイーニッドは進路すら決まらない。ある日二人はいたずらで新聞の出会い欄を通じてレコードコレクターの中年男シーモアを呼び出し、からかっては笑い転げるが、イーニッドは彼にシンパシーを感じ徐々に親しくなっていく。

 

00年代カルト映画⑧ ズーランダー ZOOLANDER

 

 

ベン・スティラー(Ben Stiller)っていう俳優、名前はよく聞きましたけど監督や脚本を担当することもあるとは知りませんでした。

『ズーランダー』(ZOOLANDER)は男性トップファッションモデルを主人公に、ファッション業界を舞台に繰り広げられるコメディーです。

 

“ZOOLANDER” est un film comique ironique sur l’industrie de la mode et les mannequins.

 

“ZOOLANDER” is a comically ironic movie about the fashion industry and models.

 



 

けっこうなんでもありのドタバタ系です。

特筆すべき(?)なのは初っ端からトランプ大統領が本人役でカメオ出演しているということです。

もう20年前の映画なのにトランプの見た目、全然変わっていませんね。

トランプ大統領は実は色んな映画に出演しているのですがこれもそのうちのひとつなのですね。

ベン・スティラーが、強力なライバルに座を奪われたのを皮切りに、次々とトラブルに見舞われるというトップモデルの役を演じています。

そして監督も担当しているんですね。

観た感じだと、ベン・スティラー本人の人生を投影している部分も大きいと思いました。

当時の奥さんも出演し、映画の中で結婚して子供をもうけるという設定や、リアルで繋がりのある有名人がたくさん出演するところなどです。

いきなりデヴィッド・ボウイが現れ、一瞬「Let’s Dance」が流れます。

ファッション業界って一見華やかに見えるけれど、その裏側はデザイナーやスタイリストなんかがネチネチとした曲者揃いで…って感じの状況をそのまんま描いているという感じです。

ゲイのデザイナーが「上手く採寸できないのは肉がついてるからよ!」とモデルの尻をつまんで罵倒したり、大変ですね。

そんなリアルなファッション業界の裏を描きながらも、ぶっ飛んだ設定と非日常的な演出でひたすら突き進んでいきます。

あまりにも演出が飛躍し過ぎちゃうので、途中からファッションモデル業界の話だということを忘れてしまいました。

まぁこの作品は、外見史上主義で中身空っぽのファッション業界やモデルのことをちょっと馬鹿にしている作風ということで有名みたいなので、そういう視点で見るとより笑えます。

ベン・スティラーの表情が実に豊かでかつ、差し迫ってくるオーラが凄いので飽きません。

口元の形と額のシワの作り方が秀逸です。

トップモデルとしてはちょっと老けてないか~?みたいな。

 

 

サントラは、80年代の曲を中心にバラエティに富んだ構成になっています。

 

モデル仲間に慰められてドライブするシーンでは

ワム!(Wham!)

「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」

(Wake Me Up Before You Go-Go)

 

 

ニッカ・コスタ(Nikka Costa)

「コール・ミー」(Call me)

 

 

ファッションショーでライバル同士対決して踊るシーンでは

マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)

「今夜はビート・イット」(Beat It)

 

 

ノー・ダウト(No Doubt )

「ラブ・トゥ・ラブ・ユー・ベイビー」(Love To Love You Baby)

 

 

デレクが自分探しするために実家の炭鉱に帰ったときに流れるのは

ザ・ウォールフラワーズ(The Wallflowers)

「アイ・スターテッド・ア・ジョーク」(I Started A Joke)

 

 

そこで兄弟達に会った時に流れているのは

「兄弟の誓い」(He Ain’t Heavy, He’s My Brother)

イギリスのバンド、ホリーズの曲をルーファス・ウェインライト(Rufus Wainwright)がカバーしています。

 

 

冒頭、デレクがインタビューを受けるシーンで流れるのは

90年代に活躍したイギリスの電子デュオ、

ワイズガイズ(The Wiseguys)

「スタート・ザ・コモーション」(Start the Commotion)

 

 

ファッション業界を皮肉ったハチャメチャな演出のゴージャスな映画ですが人気があったようで、2016年には、「ズーランダー2」も公開されています。

 


 

 

ズーランダー   ZOOLANDER

2001年 アメリカ 89分

監督 ベン・スティラー

キャスト

ベン・スティラー(デレク・ズーランダー)、オーウェン・ウィルソン(ハンセル)、クリスティン・テイラー(マチルダ)、ウィル・フェレル(ムガトゥ)、ミラ・ジョヴォヴィッチ(カティンカ)、ドナルド・トランプ、ナタリー・ポートマン、レニー・クラヴィッツ、デヴィッド・ボウイ、クラウディア・シファー、ヴィクトリア・ベッカム、ウィノナ・ライダー、パリス・ヒルトン、グウェン・ステファニー

 

内容(あらすじ)

超売れっ子ファッションモデルのデレク・ズーランダーは、年間最優秀モデル賞で3年連続トップの座を維持していたが、新人のハンセルに破れ、4年連続受賞の道を阻まれてしまう。落ち込んだデレクは引退を決意し、家族が働く炭鉱のある地元に戻ったが歓迎されず、再びファッション業界に身を置くこととなった。そんなデレクにNo.1デザイナーのムガトゥからオファーが来るが、実はムガトゥがデレクを雇ったのは某国の要人暗殺計画のためだった。

 

寝過ぎ・ゴロゴロしすぎによる腹筋痛・筋肉痛に🌟芍薬甘草湯

 

 

ここんとこコロナによる外出自粛が続いており、家の中で過ごさなくてはならない日が増えています。

家の中にいると、どうしても外で仕事をしている状態に比べ、姿勢を保てなくなってきます。

何かというとついベッドやソファーにゴロゴロと寝転がってしまうということが増えたのではないでしょうか。

私はこないだ、ベッドに寝た状態で徹夜でブログを書いていたのですが、次の日、日曜日にもかかわらず一日中身体のだるさと内臓の不快感がとれないという状態になりました。

そしてその日は早めに寝て週明けに治ったと思ったのですが、その翌日の火曜日仕事に行くと、全身、重苦しい痛みとだるさに一日中襲われました。

その次の日は朝から全身が筋肉痛に襲われ、徹夜してから4日も経っているのに休んでしまいました。(コロナの自粛もありますが)

そこでロキソニンを飲んで寝たのですが、一旦は良くなったのにもかかわらず、

それから一週間以上も、寝ている時の腹痛(腹筋の痛み)や腰痛、手足の痛みに苦しみました。

あまりにも痛みが続くのでひょっとしてなんか別の病気なんじゃないの?みたいな不安に襲われました。

どうやらベッドに寝っぱなしのための腰痛が腹筋痛につながってしまったようです。

トイレに行って力を入れる度、腹筋が痛むので辛かったです。

この腹筋痛と筋肉痛をなにか安全な方法で早く治す方法はないかと調べたら、漢方薬の芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)というものが効くということを知りました。

今まで市販の漢方を飲んだことは何回かあるのですが、狙った効果はいまいち出た感じはなかった記憶があります。

しかし!今回この芍薬甘草湯を飲んだら、早々に明確な効果が表れました。

漢方薬というのは食間の空腹時もしくは食前に飲むものが多いので、朝起きてすぐ、午前中、午後、寝る前などに飲んだのですが、飲んですぐに全身の筋肉が柔らかくなった感覚がわかりました。

肋骨の痛みも消えたので、数年前から梅雨時などに肋間神経痛や腹筋の違和感に悩まされることが多かったのですが、それらの症状も芍薬甘草湯の効果が期待できそうだなと思います。

 

 

芍薬甘草湯はとてもメジャーな漢方薬なので、どこのドラッグストアでも1200円程度で手に入ります。

クラシエの物が一番目立つ所に置いてあるので選びやすいです。

芍薬甘草湯は筋肉痛や神経痛、腰痛にかなり早く効く感じですので、下手したらロキソニンより効果が高いかもしれません。

ロキソニンを頻繁に飲み続けていると色々身体に負担がかかるのでなるべく飲まない方がいいですよね。

漢方薬なら身体に急激な負担がかからずいつのまにか症状が和らいでいるという効果が期待できます。

この芍薬甘草湯を飲むと、部屋の中でずっとゴロゴロしていても全身がだるくならず、軽くスッキリした感覚があるので、休み明けの不快感・疲労感を防ぐために土日や連休中に飲もうかと思っています。

 

 

ついでに、寝っぱなしの腹筋痛を緩和する運動としては、うつぶせ寝ストレッチが効果が高いです。

うつぶせになって両肘をついて腹筋を伸ばし、次に両手をついて腹筋を伸ばすという単純なストレッチです。

外に出て活動することで出る疲労感はよく眠ったりするために必要ですが、外にも出られず休んでばかりいると別の疲れが出てしまいます。

そこを改善することで、休みが続いても不調を感じずに過ごせると思います。

「体力」には上手く休息する力も含まれるということですね。🐧

 

本日の2曲  🌸春が来る前に🍃One more time, One more chance

 

コロナの影響をきっかけに、9月入学・新学期が検討され始めています。

もし実際にそうなると、音楽業界的に注目されるのは、卒業ソングや入学・始まりソングの内容が変わるということです。

その手の歌って思い浮かぶものだけでも相当な数になるのですが、中でも「卒業」とつく曲だけでも膨大になると思います。

邦楽の場合、卒業ソングも新生活ソングも季節的に「春」や「桜」が必ず入っている気がしますし、初夏や夏ではちょっとイメージがしにくいです。

個人的にイルカの「なごり雪」は、卒業や桜を扱った歌詞ではないのですが冬から春にかけての移り変わりを非常に感じる曲です。

 

今回取り上げたいのは、タイトルに「春」と入っているのですが、むしろ冬の終わりで、もうすぐ新しい春がくるという季節の歌です。

初春、2~3月くらいかな。

 

 

春が来る前にゴールデンボンバーの知る人ぞ知るB面的な曲で、いつもコミック調でふざけているバンドの違った一面が垣間見えるシリアスな歌ですが、ゴールデンボンバーの中でも名バラードと言われ非常に人気のある曲です。

もうすぐ新しい季節が来て接点が切れてしまうのに、(気が小さくて?)相手に想いを告げる勇気が出ないという歌詞ですが、そのやるせない切なさがなんともその甘酸っぱい季節感にマッチしているんです。

この歌の醍醐味は元来モテモテの人とかチャラい人にはなかなか理解しがたいかもしれません。

 

 

そんな切ない心理と季節の移り変わりを感じられる曲ですが、似てるというか共通点のある曲として、山崎まさよしの『One more time, One more chance』が思い浮かびました。

 

 

こちらは、春や卒業などとは全く関係がない歌なのですが、好きな相手に好きと言えなかった、面と向かって感謝できなかったという強い未練を感じさせるところが似ています。

実は山崎まさよしはこの歌詞を、上京してきた当時なかなか芽が出なくて焦燥していた自分自身に向けて書いたそうです。

歌詞の中の「君」というのは過去の自分のことなんですね。

それを知って私は山崎まさよしが天才だと思いました。

「願いがもしも叶うなら 今すぐ君の元へ 出来ないことはもうなにもない すべてかけて抱きしめて見せるよ」

なんて、なるほど・・・無敵な存在になった現在の余裕ある自分から過去の自分への絶大なる肯定感が感じられます。

それを知ると恋愛の歌じゃなくて自己肯定感の歌に聞こえますね。

 

『One more time, One more chance』は大変有名な曲で、山崎まさよしの代表曲でもありますし、静かな始まりからラストまで全身全霊で歌い上げる曲で非常に曲自体に重みを感じます。

なので、『春が来る前に』と比較することはあまりないかも知れませんが、どちらも同じような魅力を感じて何度も聴きたくなります。

特に『春が来る前に』は、冬の終わりや年度の終わりが近づくと無性に聴きたくなりますね。

 

冬~春にかけてというのは、ようやく寒さも開けるという明るいイメージがありますが、同時に別れと諦めの季節というイメージもあります。

『春が来る前に』は、そんな心理的なやり切れない気持ちを季節とマッチさせて歌にしたところがすごいです。

 

00年代カルト映画⑦ ぼくのエリ 200歳の少女 Let the Right One In

 

 

10年前に、ミニシアター系の映画館で妙にインパクトのあるタイトルのチラシやポスターを頻繁に見かけたことを思い出しました。

 

Le titre japonais du “Let the Right One In” ne correspond pas au contenu du film.

 

The Japanese title of “Let the Right One In” does not match the content of the movie.

 



 

内容はなんだかすっごく怖いと評判らしいのですが、タイトルはなんじゃそりゃあ?と言いたくなるようなギャップのあるものでした。

『ぼくのエリ 200歳の少女』

この邦題はカルト映画の中でも妙ちくりんな、バス男とはまた違った違和感を放っています。

邦題のせいなのかなんなのか当時あまり観る気が起きず、最近まで観たいとも思いませんでした。

スウェーデンのスティーヴン・キングといわれるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストによる2004年の小説『MORSE -モールス-』を、原作者自ら脚本家した作品です。

原題の意味は、“正しき者を招き入れよ”というようなニュアンスだそうです。

深いな~ 原題は。。。

 

エリという謎の女の子に少年オスカーが引き寄せられていく話なのですが、

ポスターの写真から、ずーっと、金髪の子がエリだと思い込んでいましたw

そしてどうやらこの邦題自体、映画の内容と違っているようです。

 

オスカーは学校でいじめに遭っている孤独な少年ですが、ある日自宅の隣にエリの親子が引っ越してきます。

エリと壁伝いにモールス信号を使ってあれこれ話をしながら自分を変えようとしますが、オスカーの家の周辺でグロテスクな殺人事件が相次ぎます。

そしてだんだんエリという存在が少女ではないことを知ってゆくのですが・・・

邦題はその内容を全く偽ったものですね。

あとこの映画の日本版では、エリが着替えているときにたまたまオスカーが見たエリの下半身にぼかしが入ることも問題視されています。

エリの下半身に傷があることが物語の重要な鍵なのでぼかしを入れるべきではないのですが、入っていることで別の意味になってしまっています。

 

オスカー役のカーレ・ ヘーデブラント(Kåre Hedebrant)は当時13歳ですが、とても北欧らしい容貌で、雪や氷、水の中にいるとその瞳、髪の色、白肌の透明感がより神秘的な印象を醸し出します。

エリ役のリーナ・レアンデション(Lina Leandersson)も同い年で、イランの血が入っていることもあり、黒髪でやや浅黒く中東系の顔立ちをしています。

二人とも中性的であり、見た目は対照的ながら、それがこの映画の癖のある映像とプロットを引き立てています。

真っ白な雪や森林や庭の緑、湖の氷、夜の空気、プールの水や血の濃厚さ・・・思わずうひゃー。。と思うシーンもありましたが、全体にハリウッド映画では出せないような独特の味があります。

オスカーやエリの家のインテリアや学校の内装にも目が行ってしまいます。

 

最大の問題は日本版なんでしょうね。

“ぼくの○○”なんて、なんだかオタクっぽい響きじゃないですか。

ぼくのマリーじゃないんだから。

エリって日本人にもいる名前だから余計そう感じる。

そして少女じゃないし。

200歳という言葉から、魔女とか老婆が出てくるのかなと思いましたが。

おまけに股間にぼかしを入れてしまって嫌らしい演出に見えてしまっています。

・・・ということで散々言われているように、日本版はとても損をしています。

 

この映画を2010年にハリウッドリメイクした『モールス』(Let Me In)は、ストーリーは全く同じなのですがスウェーデン版とは全く違った雰囲気に仕上がっており、ただダークなだけの映画という印象で、生々しさも低く、オスカー(オーウェン)役もカーレ・ ヘーデブラントのような中性的な透明感のないごく普通の少年で、クロエ・グレース・モレッツのエリ(アビー)もアイドルっぽくてミステリアスさが薄く、豹変するシーンの顔も作り物っぽいので本家本元の癖の強さには敵いません。

ぼくのエリがPG12でモールスがPG15のようですけど、逆の方が相応しく思えます。

やっぱり映画の怖さっていうのはアクションよりも雰囲気や演出で決まるのでしょうね。

 

サントラは、スウェーデンの映画評論家で作曲家のヨハン・セデルクヴィスト(Johan Söderqvist)が担当しています。

清らかなクラシック調の曲ですがドラマチックな感じもする、何より北欧の静謐さを味わえるようなサントラです。なんとなく白夜をイメージさせるような。

 

 

他に映画の中では、スウェーデンのバンド“ロクセット”のメンバーである

ペール・ゲッスル(Per Håkan Gessle)

「Kvar I Min Bil」(クヴァル・イ・ミンビル)

 

スウェーデンのシンガーソングライターでポップグループのABBAのメンバーである、アグネッタ・フォルツコグ(Agnetha Åse Fältskog)

“Försonade”

 

やはり、スウェーデンといえば?ABBAですね🇸🇪

しかし再生回数4.1億回って((((゜д゜;))))

 

ドイツ・ハンブルクのゴシックメタルバンド、

ロード・オブ・ザ・ロスト(Lord of the Lost)

“Cut Me Out”

 

ロシアのTimur Shafievによるトランス、

“Seductive Movement”

 

 

「モールス」の方のサントラは、『カールじいさんの空飛ぶ家』(Up)等数多くの映画音楽を作曲しているアメリカのマイケル・ジアッキーノ(Michael Giacchino)によるものですが、

 

オーウェンとアビーが雑貨屋に入るシーンではカルチャークラブ(Culture Club)がかかってました。

 

他にアメリカのロックバンド、

ブルー・オイスター・カルト(Blue Öyster Cult)

「バーニング・フォー・ユー」(Burnin’ For You)

 

C’prime“Field Trip”

 

などが流れています。

 

 

邦題と日本版とハリウッドリメイク版との話題が入り乱れましたが、スウェーデン版の“Let the Right One”は間違いなく強烈な個性を放つ北欧ホラーと言えます。

 


 

 

ぼくのエリ 200歳の少女

LAT DEN RATTE KOMMA IN/LET THE RIGHT ONE IN

2008年 スウェーデン 115分

監督 トーマス・アルフレッドソン

キャスト

カーレ・ヘーデブラント(オスカー)、リーナ・レアンデション(エリ)、ペール・ラグナル(ホーカン)、ペーテル・カールベリ(ラッケ)、イーカ・ノード(ヴィルギニア)、カーリン・ベリ(イヴォンヌ)

内容(あらすじ)

ストックホルムで母親と二人暮らしのオスカー12歳は、学校でいじめられており、常に孤独感を感じていた。ある晩彼は、隣の部屋に引っ越してきた少女エリに出会う。ちょうどその頃、近隣では人が逆さ吊りで喉を切り裂かれ、血を抜かれるという猟奇的な殺人事件が起きていた。

 

00年代カルト映画⑥ ハイ・フィデリティ High Fidelity

 

 

 

音楽映画にも色々ありますが、今回紹介するのは、世界初の中古盤屋を経営するアラサー男の物語『ハイ・フィデリティ』(High Fidelity)です。

2000年の映画で、1995年に出版されたニック・ホーンビーの小説が原作です。

原作はロンドンが舞台なのですが、映画はシカゴが舞台になっています。

ハイ・フィデリティの意味は、レコードプレーヤー・ステレオなどが原音を再生する際の高忠実度、ハイファイのことらしいです。高音質ってことかな。

ブロードウェイと日本でミュージカル化もされました。

 

“High Fidelity” est un film romantique écrit par un acteur  amateur de  musique.

 

“High Fidelity” is a romantic film written by a music lover actor.

 



 

作品について監督が「これは音楽映画であり音楽映画ではない。会話とキャラクターの映画だ。」と語っています。

まぁたしかに、舞台は中古盤屋ですけど、恋愛ロマンスストーリーであり、音楽そのものに焦点は当てられていないかなぁと思います。

 

とにかく主人公のロブがなんともグダグダとした中途半端な性格で、仕事にも満足せず、恋人ローラに対する嫉妬心もかなりのもので挙げ句に粘着質の根暗な行動に出たりとなんとも魅力のない人間に見えます。

過去の恋人たちを「別れのトップ5」にランク付けし、実際にその元カノたちを訪ねて自分のどこが悪かったのかなどを検証していきます。

このDVDの特典映像の中に未公開シーンがあり、「最低なことトップ5」や「夢の職業トップ5」などのシーンが入っているのですが、そういう、なんでもランキング付けをしたりする癖があるのはやはり音楽やレコードに異様に執着するマニアらしいと言えます。

そういったロブのマニアックな独自のこだわりが強調されながら話が進むところがカルト映画的かなと感じました。

 

しかし、音楽は60年代から現代も活躍するミュージシャンまで、中古盤屋らしい幅広くバランスの取れた選曲となっています。

あまり知られていないバンドもあれば、エルトン・ジョンやボブ・ディランなどの有名なソロの歌手の曲も登場します。

店で少年2人がレコードを万引きしたのですが、その商品内容が坂本龍一、ジグ・ジグ・スパトニック、ブレイクビーツ、セルジュ・ゲンズブールという滅茶苦茶なラインナップで、ロブが思わず「頼まれ物か?似合わないな」などと言うシーンもあります。

ロブが空想の中で相談する相手として、ブルース・スプリングスティーンがギターを弾きながらカメオ出演しています。

ブルース・スプリングスティーンってロック界のかなり大物なんですけど、日本ではなんとなく暑苦しい一発屋みたいなイメージが一時期ついちゃったみたいです。

 

店員役として「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラック(Jack Black)も出ていて非常にインパクトがあります。

そういえばスクール・オブ・ロックのポスター、頻繁に見かけたことあるなぁと思いますね。

もう一人の店員、ディック役のトッド・ルイーゾ(Todd Louiso)も地味男の存在感を出してかえって目立っています。

二人とも地味モサながらも個性的なオタクっぽい店員感を絶妙に出しています。

 

元カノの一人としてキャサリン・ゼタ=ジョーンズ(Catherine Zeta-Jones)が出演していますがさすがに美しくゴージャスで女性としては最も魅力のある演技をしています。

もちろんロブにはローラが一番似合っていますけどね。

ローラを演じているのはデンマークの女優、イーベン・ヤイレ(Iben Hjejle)です。

 

ロブを演じるジョン・キューザック(John Cusack)は、「マルコヴィッチの穴」、「セイ・エニシング」、「アドルフの画集」などの派手ではないが味のある作品を自ら選んで出演していることで有名で、この映画では製作・脚本・音楽監修を務めています。

だから彼のセンスが充溢している映画ともいえますね。

 

インタビューでも

「僕はロブのようなレコード収集家ではないが、脚本家の3人とも音楽で自伝をつづれる人間だ。」

と音楽が動力源となることを語っています。

 

「僕が16~17歳の頃好きだった曲は、25歳で一度パワーを失い、28歳で意味が変わってきた。」

「ぴったりはまる曲があると、痛みに高貴な重みが加わる。泥まみれになった時も、痛みを詩に昇華できれば苦しんだ甲斐がある。」

なるほど、音楽好きなら共感できる発言ですね。

 

「でもあるジャンルばかり聴いていると、“ディランの死の歌はうんざり、明るい曲を聴きたい”と思う。」

これもわかります。

音楽によって状況を救われたり逆に音楽から気分が転換されたりすることが伝わってきます。

 

監督も音楽の選択は基本的にジョンらに任せ、しかし最終的な決定は自らの裁量だと語っているので、全体に協力しあって進められたのだと思います。

 

ジョン・キューザックという俳優&映画プロデューサー&脚本家は、プライベートはほとんど明かされていないらしいのですが、2008年にストーカー被害に遭っているようです。

そのストーカーはその前にはトム・クルーズに付きまとっていたようです。

が、男性有名人の場合、交際相手などを公表せず私生活がミステリアスに見えたりする人が特にストーカーに狙われやすいような気がします。(個人の見解)

 

この『ハイ・フィデリティ』。

絶妙なチョイスのサントラには幅広いロックの曲が充実していますし、映画の中でも様々な曲が流れます。

 

60年代に成功を納めたアメリカのバンド

13thフロア・エレベーターズ(The 13th Floor Elevators)

“You’re Gonna Miss Me”

 

 

キンクス(The Kinks)

陽気にやろうぜ(Ev’rybody’s Gonna Be Happy)

 

 

80年代前半に活躍したニューウェイヴバンド、

バウ・ワウ・ワウ(Bow Wow Wow)

「アイ・ウォント・キャンディ」(I Want Candy)

は、2006年の映画「マリー・アントワネット」(Marie-Antoinette)でも使用されました。

 

この曲はロックンロールの生みの親、ボ・ティドリー(Bo Diddley)のテイストに似ていますね。

 

 

エルトン・ジョン(Elton John)

「クロコダイル・ロック」(Crocodile Rock)

ロケットマンでもタロン・エジャトンが歌ってました。

 

 

90年代のグラスゴー出身のバンド、

ベル・アンド・セバスチャン(Belle And Sebastian)

「シーモアスタイン」(Seymour stein)

85年にヒットしたイギリスの

カトリーナとザ・ウェーブズ(Katrina and the Waves)

「ウォーキング・オン・ サンシャイン」(Walking On Sunshine)

を、店の中でかけるのですが・・・

 

 

90年代から活動しているアメリカのソングライター、

リズ・フェア(Liz Phair)

「ベイビー・ガット・ゴーイング」(Baby Got Going)

 

 

ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)

「ザ・リバー」(The River)

は、グラミー賞 最優秀男性ロックボーカルパフォーマンスを受賞しました。

 

カメオ出演するのはこのシーン

 

 

英国のミュージシャン・音楽プロデューサー・DJ・ビジュアルアーティスト・俳優である、

ゴールディ(Goldie)ことクリフォード・ジョセフ・プライスMBE

“Hyena 1”

 

 

アメリカのシンガーソングライター・音楽プロデューサー、

バリー・ホワイト (Barry White)

「つのりゆく愛」( I’M GONNA LOVE YOU JUST A LITTLE MORE BABY)

 

 

60年代に全盛したアメリカのフォークロックバンド、

ラヴ(Love )

「オールウェイズ・シー・ユア・フェイス」(Always See Your Face)

 

 

こんなエレクトロニックな曲も。

ケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers )

「リーブ・ホーム」( Leave Home)

 

 

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)

「フー・ラブズ・ザ・サン」(Who Loves The Sun)

 

 

アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)

「ロック・ステディ」(Rock Steady)

 

 

北アイルランドのパンクロックバンド、

スティッフ・リトル・フィンガーズ(STIFF LITTLE FINGERS)

「サスペクト・ディヴァイス」(Suspect Device)

 

 

イギリスのザ・ベータ・バンド(The Beta Band)

「ドライ・ザ・レイン」(Dry the Rain)

 

 

そしていきなりお馴染みのクイーン(Queen)

「伝説のチャンピオン」(We Are the Champions)が登場したり。

 

 

ボブ・ディラン(Bob Dylan)

「今宵はきみと」(Tonight I’ll Be Staying Here with You)

 

「モスト・オブ・ザ・タイム」(Most of the time)

 

60~70年代のサイケデリックシーンで活躍したサンアントニオ出身のバンド、サー・ダグラス・クインテット(Sir Douglas Quintet )

「メンドシーノ」(Mendocino)

 

80年代から2000年代まで活躍し、2015年に活動再開したアメリカのオルタナティブバンド、

ロイアル・トラックス(Royal Trux)

「インサイド・ゲーム」(Inside Game)

 

アメリカのソウル/R&B歌手、

ジャッキー・ウィルソン(Jackie Wilson)

「アイ・ゲット・ザ・スウィーテスト・フィーリング」(I Get the Sweetest Feeling)

 

ラストに流れるのは

スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)

「アイ・ビリーヴ」(I Believe)です。

 

 

この映画、ジャック・ブラックがマーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)を歌うシーンがすごく評価されています。

歌も上手いんですね~

 

 


 

 

ハイ・フィデリティ   HIGH FIDELITY

2000年 アメリカ 113分

監督 スティーヴン・フリアーズ

キャスト

ジョン・キューザック(ロブ・ゴードン)、イーベン・ヤイレ(ローラ)、ジャック・ブラック(バリー)、トッド・ルイーゾ(ディック)、リサ・ボネット(マリー)、ジョーン・キューザック(リズ)、リリー・テイラー(サラ)

内容(あらすじ)

シカゴで小さな中古レコード店を経営する30代独身のロブは音楽に対するこだわりがあまりにも強すぎる。そのため、店もパッとせず、同棲中の恋人ローラとも中途半端な状態だが、ある日、ローラが突然家を出ていってしまう。

 

00年代カルト映画⑤ 脳内ニューヨーク Synecdoche, New York

 

 

フィリップ・シーモア・ホフマン(Philip Seymour Hoffman)といえば、私が観てきた映画によく出ていた俳優だなあと改めて思います。

よく覚えているのがパイレーツ・ロック(The Boat That Rocked)で白い髭のDJを演じていたことです。

あと、トルーマン・カポーティ(Capote)も演じていました。

しかし、2014年に自宅でドラッグの注射針を腕に刺したまま亡くなってしまったのですね。重度のヘロイン中毒だったなんて知りませんでした。

そんな、カポーティでアカデミー主演男優賞を獲得するなど演技派であり、容姿も個性的なフィリップ・シーモア・ホフマンが、00年代を代表する脚本家のチャーリー・カウフマン(Charlie Kaufman)が監督を務めた唯一の作品で主演した不思議な造りの映画が、『脳内ニューヨーク』(Synecdoche, New York)です。

 

“Synecdoche, New York” est un film dans lequel vous ne pouvez pas voir ce qui est réel et ce qui est fictif, mais il représente la vie elle-même.

 

“Synecdoche, New York”is a movie in which you can’t see how much is real and what is fictional, but it represents life itself.

 



 

主人公の劇作家ケイデン(フィリップ・シーモア・ホフマン)は地味に活動していましたが、ある日マッカーサー・フェロー賞受賞の知らせが届きます。

彼はその莫大な賞金を新作のリハーサルに投じるのですがその内容は、ニューヨーク市内にある巨大な倉庫内にもうひとつのニューヨークを造り、自分を含めた人々の生活を再現するというものでした。

リハーサルには多くの人々が駆り出されますが、謎の病に悩まされ始めたケイデンに様々な女性達が近づいては去って行ったり何人もの知人が死んでいったりと色んな事が続きリハーサルはなかなか終わりません。

そして本編は上演されないままだらだらと時間ばかりが流れていくのです。

 

ポスターやDVDのパッケージの印象からすると、じゃ~ん!と突然作り物のニューヨークが現れたりするようなかなりコミカルな内容なのかと思ったのですが、まるで違いました。

この映画のジャンルは「コメディ映画・ドラマ・ポストモダニスト映画・自主映画」となっているのですが、コメディにはあんまり見えないです。

作り物のニューヨークのシーンに入っていくところなどにわかりやすい場面展開などなく、境目がわからないままいつのまにか現実か妄想かわからない虚構の物語に突入しているという、全然コミカルでもなんでもない地味で難解な演出です。

ドニー・ダーコと同じく、何を言いたいのかがすぐ伝わってこないしあれこれ頭を使って考えても混乱してくるモヤモヤした難しさと、空虚な時間のダラダラ感を感じさせるのがやはりカルト映画に分類される理由なのかなと思います。

 

登場人物はすべてケイデンからセリフなどを指示され、歩き方などまでやり直しさせられたりするのですが、そういったやり取りが映画の中で自然に演じられるのでどこまでが現実でどこまでが劇中劇なのかわからなくなってきます。

それを映しているこの映画自体がなんなのか?みたいにもなってくるし。。。

ケイデン役もいるのですが自殺してしまったりなかなか安定しなくて掃除の女性を割り当てたりと配役の性別設定もめちゃくちゃ、娘オリーヴはタトゥーが原因で瀕死になってしまうなど次から次へと妄想だかホントだかわかんないエピソードが押し寄せてどんどん混乱します。

といってもそもそもこれ、映画なんだけど、、、

 

人生になぞらえるならば、特別にドラマチックなことが起きるでもなく、死への単調なリハーサルの繰り返しであるということを再認識させられます。

それを受け入れてこその人生なんですね。

 

音楽は通してアメリカのシンガーソングライター・音楽プロデューサーのジョン・ブライオン(Jon Brion)が担当しています。

主張はないけど綺麗なクラシックやジャズのような曲がさりげなく流れる感じです。

静かなBGMとしてとてもいいサントラだと思います。

 

 

 

 

 

それ以外に劇中ではstereo13の個性的な曲も流れます。

 

エンディングに流れる“Little Person”は、とても落ち着く女性ボーカルで、歌詞もなかなか印象的な名曲です。

歌っているのはディアナ・ストーリー(Deanna Storey)となっています。

が、肩書きが歌手ではなく脚本コーディネーターとなっているのは???

映画のスタッフの一員なのでしょうか?謎な存在ですねぇ。

 

 

そういうわけでこの映画は一筋縄では理解できないのですが、ラストシーンが作品の世界観をとっても上手く表現していると思います。

 

 



 

 

脳内ニューヨーク   SYNECDOCHE, NEW YORK

2008年 アメリカ 124分

監督 チャーリー・カウフマン

キャスト

フィリップ・シーモア・ホフマン(ケイデン・コタード)、サマンサ・モートン(ヘイゼル)、ミシェル・ウィリアムズ(クレア・キーン)、キャサリン・キーナー(アデル・ラック)、ロビン・ワイガート(オリーヴ)

内容(あらすじ)

ニューヨーク在住の劇作家兼演出家ケイデンは、特に大きな活躍をするわけでもなく地味に作品を上演していたが、ある日妻と娘に突然出て行かれてしまう。

そして彼の元に、本物の天才だけに与えられるというマッカーサー・フェロー賞の受賞知らせが舞い込んだ。

行き詰まっていたケイデンは、その莫大な賞金を使い、実際のニューヨークの中に自分の頭の中のニューヨークを再現するプロジェクトを構想する。

 

フランス映画の誕生②アンダルシアの犬 Un Chien Andalou

 

 

1920年代、サイレント映画時代の只中に、既成の概念を否定する「アヴァンギャルド」(前衛映画)がヨーロッパを中心として発生しました。

そのアヴァンギャルドの流派の中で最もスキャンダラスに異彩を放ったのが、ルイス・ブニュエルサルバドール・ダリによるショートフィルム『アンダルシアの犬』(Un Chien Andalou)です。

 

Un Chien Andalou” est un film d’avant-garde surréalisme produit par les espagnols Luis Buñuel et Salvador Dalí en France.

 

“An Andalusian Dog” is a surrealism avant-garde movie made in France by Spanish Luis Buñuel and Salvador Dalí.

 



 

ルイス・ブニュエルもサルバドール・ダリも共にスペイン人で、寄宿学校の先輩後輩の仲でしたが、この映画はフランスで製作されたのでフランス映画となります。

二人がクリスマス休暇にスペインにあるダリの家にこもり、自分たちの見た夢を題材にして、映画の一切の合理性を否定するイメージの連続のシナリオを書き上げ、それをベースにパリで撮影しました。

この20分弱程度のフィルムはYouTubeでも全部観れてしまいます。

犬は出てこないし舞台もアンダルシアではない・・・ところが映画全体の不条理性を象徴しています。

サイレント映画なので音楽や音がないところも、静かに観るのには最適です。

ぼんやり観ているうちになんとなーく終わってしまいます。

 

この映画で最大の有名シーンといえば女性の目をカミソリで切り裂くところでしょう。

映画を観たことがなくてもこのシーンだけは知っている人も多いと思います。

撮影法に色んな噂が飛び交ったようですが、死んだ仔牛の目を切り裂いていたという説が有力のようですね。

なんかぷにゅっとして、魚の目みたいにも見えるんですけど。

昔、このシーンを観てウッと顔を背ける当時の観客の女性をテレビで見たことがあります。

そういう共感性を引き起こさせるのもこの映画の狙いなのでしょうか?

それにしても全体が意味不明ですけどね。

ストーリーの大筋は男性と女性の恋愛のいざこざみたいな感じですが、不条理な作風が目立ち、無意識の世界を追求したシュールレアリスムの典型だなと思います。

ダリの絵と同じですね。

アルフレッド・ヒッチコック(Alfred Hitchcock)は、1945年の『白い恐怖』(Spellbound)の悪夢のシーンを描く際にダリに美術を依頼し話題となったそうです。

これにも目と眼球が強調された演出がありました。

目フェチなんですかね?

 

 

ダリは変人ぶっていた所もあったようですがやはり奇想天外なことを次々に考えることができたようです。

そういえば昔『ダリ 天才日記』(Dali)という映画をVHSで観たことがあったのですがダリの気性の激しさが非常に伝わってきてユニークで面白かったなぁ。

ダリってショーウィンドウのディスプレイみたいな仕事もしてたんですね。

 

 

ブニュエルは1929年にこのアンダルシアの犬でデビューしたあと、続々と歴史に残る名作を撮っていき、1967年にはフランスのトップ女優カトリーヌ・ドヌーヴ主演の『昼顔』(Belle de jour)でヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞しています。

 

 

あと、1972年の映画『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』(Le Charme discret de la bourgeoisie)もブニュエルの監督です。

この映画、夢オチっぽいコメディなんですけど、夢と現実の間をさまよっている作風のブニュエルらしい作品と言っていいかも知れません。

 

 

 

1962年のフランス映画『ラ・ジュテ』(La Jetée)は、個人的になんとなくアンダルシアの犬と被って見えるところがあります。

 

 

SF映画なのでシュールレアリスムとはちょっと違うんですけど、静かなモノクロ画面の中で少し不条理な感じの描かれ方をしている短編映画なのでそう見えます。

 

 

ブニュエルは非常にしっかりとした映画技術の持ち主であり、アンダルシアの犬は一見論理性のない映像の連続に見えるけれど現代の映画の飛躍した演出に通じるところがあり、そのようなマルチで先駆的な知性がダリの自由奔放さとマッチしてバランスよく仕上がったようです。

スペイン人の作った映画がフランス映画となっているところから、当時からすでに当たり前であったフランスの多民族性がうかがえます。

フランスの前衛映画の始祖として欠かすことのできない映画です。

 


 

 

アンダルシアの犬   UN CHIEN ANDALOU

1928年 フランス 17分

監督 ルイス・ブニュエル

キャスト

ピエール・パチェフ(男)、シモーヌ・マルイユ(若い女)、サルバドール・ダリ、ルイス・ブニュエル

 

 

00年代カルト映画④スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団 [Scott Pilgrim]

 

 

 

00年代が何年間を表すのか調べてみたら「2000年から2009年までの10年間」となっていました。

今回紹介する『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(Scott Pilgrim vs. the World)は2010年の映画なので、ちょっとずれるかも知れないんですけど、雰囲気的には00年代、というより90年代半ばの香りがプンプンする映画です。

この映画はゲームにもなっており、登場人物のキャラ設定や見た目がいかにもゲームチックです。

 

“SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD”est un film des années 2000, mais c’est un film à la mode très semblable à un jeu, de classe B avec un look des années 90.

 

“SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD” is a movie from the 2000s, but it’s a very game-like, B-class fashionable movie with a 90s look.

 



 

売れないバンドをやっている22歳のスコットが、突然現れたピンクの髪の女性に一方的に運命を感じ、出来たばかりの彼女を捨てて追いかけまくるという単純なストーリーですが、実はそのピンク髪の元カレ達はとんでもない強者・キワモノ揃いだったというものです。

 

まず思ったのが主演の2人以外の演技があまり上手くない、学芸会みたいな素人っぽさがあるということです。

 

初めからB級っぽさを狙って書いた筋書き、そしてそれを演じています感がいかにも滲み出ているという感じで真剣な雰囲気がなく、そこにやはりB級・カルト映画特有のわざとズラしたダラダラ感、モタモタ感を感じました。

 

いきなり風変わりな感じのラモーナに惚れてしまう意味不明な経緯と元カレ7人全員が邪悪というぶっ飛んでる設定など論理性の低さも目立ちます。

そういう素人くさい映画が嫌いなクオリティの高い映画を好む人は、なんだこの付け焼き刃のチャチな映画はと思うのかも知れません。

が、この映画はあえてクオリティの低いオシャレな映画を狙って撮って成功したパターンだと思います。

 

マイケル・セラはベックに似てる感じがするし、メアリー・エリザベス・ウィンステッドはこれまた最近色んな映画で観たことある気がします。

キーラン・カルキンは目鼻立ちが兄のマコーレー・カルキンそっくりですね。

なんかみんな既視感があるんですよ。

 

衣装センスはかなり凝っていて、音楽+ファッションのオシャレさで観せていくカルト映画の王道レールに則っているという印象です。

スコットがスマパンのゼロTを着ているのが印象的でした。ちょっとピチピチなとこがやはり90年代ぽい。

 

 

出典:https://www.amazon.co.jp/amazonprime

 

どこにも書かれてはいませんが設定を90年代にしてるんじゃないか?と思うほどです。

そして、スコットの元カノが嫉妬して悪口を言ったり対抗して髪を青くするところなどは若者の恋愛にありがちな状況を上手く描写していると思いました。

 

 

音楽は、レディオヘッドなどのプロデューサーで知られるイギリスのナイジェル・ゴッドリッチ(Nigel Godrich)が監督しており、サントラには、スコットの組んでいたバンド“セックス・ボブオム”(Sex Bob-omb)の曲を中心としてロックな曲が入っていますが、映画の中では色んなテイストの曲が流れています。

そしてやはり90年代のカラーが蘇るようなミュージシャンのラインナップです。

 

 

ピンク髪のラモーナに魂を奪われた曲

“I Heard Ramona Sing”

フランク・ブラック/ブラック・フランシス(Black Francis)

は、アメリカのバンド・ピクシーズのフロントマンとして有名です。

 

ロサンゼルスのオルタナティブロックバンド、

ビーチウッド・スパークス(Beachwood Sparks)

バイ・ユア・サイド(By Your Side)

 

ニューヨーク出身のパワーポップバンド、

スペースキャデット(space cadette)

“S・A・D”

 

アメリカのレコードプロデューサー、

ダン・ザ・オートメイター(Dan the Automator)ことダニエル・M・ナカムラ

“Slick”(Patel’s Song)

 

T-REX 

“ティーンエイジドリーム”(Teenage Dream)

映画のイメージにぴったりの曲です。

 

1993年あたりのブリットポップシーンで活躍した

ザ・ブルートーンズ (The Bluetones)

スリージー・ベッド・トラック(Sleazy Bed Track)

 

ダンス・エレクトロニックアーティスト、

ワゾウスキー(_ wazowski _)による

“RAMONA FLOWERS” (Goodbye)

 

Preach Ankobia Feat. Prince Akeem & Franco Dinero

“Money In The Bag”

なぜかイントロ部分にユニバーサルピクチャーズのテーマがサンプリングされています…

 

ナイジェル・ゴッドリッチによる、スコットのバンドが演奏している設定の曲です。

 

スコットの元カノ、エンヴィーがボーカルを務めるバンドの曲を担当しているのはカナダのロックバンド、メトリック(Metric)

 

トッド・イングラムとスコットのベースギター対決で流れるのは、元ジェリーフィッシュのジェイソン・フォークナー(Jason Falkner)とアメリカのプロデューサーで元メディスンのジャスティン・メルダル・ジョンセン(Justin Meldal-Johnsen)とナイジェル・ゴッドによる

“Boss Battle”

 

カタヤナギ兄弟との対決シーンでは、ベック(Beck)コーネリアス(Cornelius)による

“Katayanagi Twins vs. Sex Bob-Omb”

斉藤慶太・祥太という日本人俳優の出演シーンのせいか?日本人アーティストのコーネリアスが参加していますね。

 

そしてベックのラモーナ(Ramona)

ベックらしいアコースティックな持ち味の曲です。

 

エンディングでは、ロサンゼルスのキーボード奏者・電子音楽家のブライアン・リバートン(Brian LeBarton)

“スレッショウルド 8ビット”(Threshold 8-bit)

このゲームっぽい音楽が映画の世界観を実によく表現しています。

 

 

 


 

 

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団

SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD

2010年 アメリカ・イギリス・カナダ・日本 112分

監督 エドガー・ライト

キャスト

マイケル・セラ(スコット・ピルグリム)、メアリー・エリザベス・ウィンステッド(ラモーナ・フラワーズ)、キーラン・カルキン(ウォレス・ウェルズ)、クリス・エヴァンス(ルーカス・リー)、ブランドン・ラウス(トッド・イングラム)

内容(あらすじ)

売れないバンドのベーシスト、スコット・ピルグリムは、ゲームに明け暮れたり女子高生と付き合ったりして日々を過ごしていたが、ある日ニューヨークからやってきたミステリアスな女性ラモーナにひと目ぼれしてしまう。しかし、ラモーナと付き合うためには7人もの邪悪な元カレを倒さなければならないということを知る。